庭は雑草園.今年は,例年以上に元気に大きく育ってくれて,げんなり.初めて花をつけた雑草も現れました.多分アメリカイヌホウズキ.ホウズキ・ナスの名前を持つ沢山の外来侵入植物の一つ.雑草仲間で今一番目立っているのがイヌタデ.フジバカマと競争して背丈1.5メートルのなったものも.

今年の夏は,雨の日が多く,晴れた日は暑かった.

雨の日は庭仕事ができない.暑ければ庭仕事をする気にならない.

従って---

必然的に?庭は雑草園.今年は,例年以上に元気に大きく育ってくれて,げんなりします.

 

そして,今まで花が咲く前には取り払っていた雑草で,花をつけるものも現れました.

なかなかかわいらしい花ですが,何の花か私には分かりません.

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何の花?友人に聞いたところ,挙げられた候補は,ワルナスビ,イヌホウズキアメリイヌホウズキ

 

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ワルナスビ - Wikipedia イヌホオズキ - Wikipedia アメリカイヌホオズキ - Wikipedia

 

どれもナス属のよく似た花.特にイヌホウズキアメリイヌホウズキはなかなか見分けるのが難しく,ネット上にも見分け方が幾つかアップされていました.

 例えば:イヌホオズキ類の比較 三河の植物観察

 

私の結論はアメリイヌホウズキ.PictureThisの判定も同じ.

熟した実をのぞいて,全草が毒性をもつとのこと.ナス属の雑草に全般に言えることのようですが---まだ確かめてはいません.

侵入植物の扱いを受けていて,日本語版ウィキペディアでは

「1951年に兵庫県尼崎市で採取されたのが始めとされており、北海道から九州に自生している[2]

とありましたが,肝心の引用文献が開けられず,真偽のほどは不明.

それにしてもイヌホウズキ,ナス/ナスビの名前をもつ「侵入植物」の多いこと!国立環境研究所の「侵入生物データブック」には,ざっと数えて35以上の名前が挙げられています.日本の外来種全種リスト - 侵入生物データベース

 

ナス科の植物の花は,似通っていて,どれも私の好みの中に入ります.強靱な生命力を持つツルハナナス.毎年壊れかけた垣根一面を覆ってくれています.

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雑草仲間でいえば,今一番目立つのがイヌタデ.庭の隅のものが目立っていますが,毎年驚かされるのが.フジバカマの根もとに育ったイヌタデ

フジバカマと競争して背丈を伸ばし,なんとゆうに1.5メートルほどまで成長しています(写真ではよく分かりませんが)

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こちらはタデアイ.一株だけ購入したもの.

なかなか趣のある花を咲かせてくれます.

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今華やかなのは,宿根アスター.ビクトリアという品種が咲いています,もうすぐ大好きなクジャクアスターが開花するはず.

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ヤブランムラサキシキブ.秋の風情を演出します.

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暑さの中で花を落としていたムクゲ.再び咲かせた花は,青空とお似合い.

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早くもカラスに狙われたカキ.一部収穫しましたが,今年もカラスのつついた跡が!

「カラスはつついて熟しているかどうか調べる」といっていた方がいました.ホント?

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