泉,噴水,小川,川,湖のニンフ,ナーイアス
NAIADS (Naiades) - Fresh-Water Nymphs of Greek Mythology
the Theoi project (下記)によれば,
泉や噴水の精としてだけではなく,少女の守護者,水源の守護神と多彩な役割をになっていたようです.王の妻となるものも多く,何人かは,ゼウス,アポローンなどの神々に愛されました.
the Theoi project での解説
(DeepL 翻訳,一部改変)
NAIADS (Naiades) - Fresh-Water Nymphs of Greek Mythology
ナーイアス/ナーイアデス(英語名ナイアド/ナイアデス Naiad/Naiads)は,川,小川,湖,沼地,噴水,泉の精で,オリンポス山の神々の集まりに出席した地位が低い女神です.
ナーイアスのニンフは,以下のように領域別に分類されています.
(1) ペガイアPegaiai (Pegaeae)は泉の精.
(2) クレナアイCrenaeaeは噴水のナーイアスでした.
(3) ポタミデス Potameideは川や小川を統括していました.
(4) リムナデス(Limnades)とリムナタイデス(Limnatides)は湖に住んでいました.
(5) ヘレリオノマイ(Heleionomai)は沼地や湿地のニュンペーでした.
ナーイアデスは,女神アルテミスと共に,若者を守り,少女を擁護して,子供から大人への安全な成長を見守っていました.ナーイアデスに対応して,アポロン神と河神たちが,少年たちの守護者でした.
神話では,多くのナーイアデスは王の妻であり,王の系譜の中で重要な位置を占めています.
他の者は,アーソーポス河(アソポス河)の美しい娘(⇒*)のように,神々に愛されました.
彼女たちはしばしば町や都市,島に自分の名前をつけ,泉や泉,井戸など,集落の主要な水源の守護神とみなされていました.
ナーイアスの様々なタイプの中で,ペガアイ(泉の精)とクリナイ(噴水の精)は最も頻繁に擬人化され,崇拝されている者たちでした.
その水が特別な性質を持っていると信じられていた泉や噴水が,それにふさわしい神社や祭儀を持つようになったのかもしれません.その例としては,病気を治すと信じられていたエリスのアニグリデスが,また,詩や預言的なインスピレーションの源と考えられていた泉があるヘリコン山とデルフォイのニンフがいます.
ナーイアデスは美しい若い女性として描かれ,通常は泉のそばに座ったり立っていたり,寝そべっていたりして,水差し(hydria)や青々と茂った葉を持っていました.
⇒*アイギーナ;ゼウスとの間にアイアコスをもうけた
なお,the Theoi projectのNAIADSのページでは,神々に愛されたナーイアスとしてアイギーナを含めて6人の名前をあげています.ここには牝牛にされたイーオーの名前はあげられていませんでした.
NAIADS LOVED BY THE GODS
アイギーナ Aigina by Zeus,
メンテー(ミンター) Minthe by Haides.
three nymphs loved by the god Apollon
ダプネー(ダフネ) Daphne,
キューレーネー Kyrene (Cyrene)- --,
シュリンクス Syrinx loved by Pan,