昨日,スターチスを話題として取り上げました.
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2024/08/01/235911
ナデシコ目イソマツ科というあまりなじみのない科に属している花です.
調べてみると,イソマツ科には,スターチスが属するイソマツ属(リモニウム)以外にも,園芸に興味のある方ならおなじみの植物が属していました.
かなり意外な感じを受けたこともあり,今日明日,スターチス(リモニウム)以外のイソマツ科の植物を取り上げることにしました.
今日はルリマツリ属のルリマツリ Plumbago auriculata.
藤沢鎌倉の街を散歩すると,かなりの頻度で出会う花です.この20年ほどで,栽培する方が一気に広がった感があり,次の画像もご近所のルリマツリです.
瑠璃色(紫がかった紺色.紺碧色.)が基本で,茉莉花(ジャスミンティーに用いられる花)に似た瑠璃色の花ということで,ルリマツリの名前がつけられています.いい名前ですよね.
南アフリカ原産ということですが,世界中で栽培されているようで,英語版ウィキペディアには,アメリカ以外にも,日本,スペイン,インド,イタリアの画像が添えられていました.
https://en.wikipedia.org/wiki/Plumbago_auriculata
ルリマツリの花言葉は,サイトによって異なります.▽secret passion(秘やかな情熱).
https://www.flower-db.com/en/flowers/plumbago-auriculata#
▽tranquility, hope, and peace.(静けさ、希望、平和)
https://www.pansymaiden.com/flowers/meaning/plumbago/
園芸種もいくつか開発されていて,日本で実際に栽培されているのは,これらの品種かと思います.
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-197
イソマツ科 Plumbaginaceae ルリマツリ属 Plumbagoは,プルンバゴ属と表記されることもある属で,ルリマツリPlumbago auriculataを含め23種あります.
アカマツリとも呼ばれることもあるPlumbago indicaの赤花は,場所を選べば,育ててみる価値があるかと思います.