NHKBSプレミアム
オリエント急行 スイーツ列車紀行 西欧(2020年4月初回放送)
“ヨーロッパの歴史あるお菓子から最先端のデザートまで魅惑のスイーツを味わう列車の旅”
より.
https://www.nhk.jp/p/pcafe/ts/YLGKWGLR2Q/episode/te/8R65X1ZKQR/
ある創業1761年のパティスリーでリールワッフルをいただいた高島さん.
現在,「ワッフルの本場」として有名なベルギー,ブリュッセルに向かいました.
16世紀,フランドルの画家ブリューゲルが描いたワッフルは,ベルギーワッフルの原形でしょう.楽しみですね.
(なお,番組では,ワッフルを描いたブリューゲルが,ベルギーの画家という印象を与える解説をしていましたが,当時,ベルギーという国はありませんでした.一般的には,「フランドルの画家」と解説されています.
フランドルは,ベルギーの西部を中心として、オランダの南西部からフランスの北端部までを含めた地方の名称.当時のリールもフランドル地方に含まれると思います)
ブリュッセルの街を歩く高島さん.さっそくワッフル店を見つけます.「ベルギーチョコのコラボっていう感じの---良い香り」
ブリュッセルの街中には,約120軒のワッフルを売るお店があります.
そんな四角いブリュッセルワッフルの元祖を作ったと言われる店があります.
やって来たのは,ベルギー西部の街,ゲント(ヘント).
「マックス.ここです」
その店では,昔と変わらぬブリュッセルワッフルづくりが今も続いています.
厨房で使われているのは,ブリューゲルの絵にも描かれていた,ワッフルの型.
「ブリュッセルワッフルはここで作られているんだよ.このワッフルの型は,創業時から使い続けている」
「ここで,1839年に,元祖ワッフルが生まれたんだ」
16世紀のワッフルは,パンのようなものでした.その後,生地に卵白を加えて,サクサクとした軽い食感のブリュッセルワッフルを作ったのが,ここ,ゲント(ヘント)だというのです.
「ワッフルは,このようにパリッとしていなくてはいけない」
焼きたてを店内でいただきます.
創業当時のワッフルは高級スイーツだったそうです.当時の名残でシャンパンといただくのが店のお薦め.
さらに,トッピングもシンプルに生クリームだけ.その方が生地の食感を楽しめるからです.
「当時は,高級品で,お金持ちのためのスイーツでした.結婚式など,人生の節目のお祝いに食べるものだったんです」
「わっ,この理想の音.パリパリ.クリームをたっぷりつけて.いただきま〜す」
「ほとんど,パリパリです.ただ.カリカリだけではなく,しっとりしたところもある.だから凄くバランスが良いです.めちゃめちゃ美味しい.」
四角いブリュッセルワッフルも元祖と名乗り,どちらが元祖か,わからなくなってきました!
ネット上でのマックスワッフルの紹介:
ヘントで最高のワッフルを味わう
絵のように美しい中世の街、ベルギーのゲントは,城や運河があるだけでなく,盛んなグルメシーンも自慢だ.味覚を刺激し、ユニークな味を探求するのに最適な場所.
ゲントのマックスはワッフルが発明された場所だ.歴史の一端に触れ,さらにおいしいデザートを試食できるなんて,とてもクールだ.
壁にずらりと並んだ100年前のワッフル・アイロンからもわかるように,この家族は6世代にわたってヘント・ベルギーで最高のワッフルを焼いてきた.そのすべてが,魅力的なアールデコ調のインテリアに華を添えている.
現在,ピエール'マックス'コンサエルの偉大な,偉大な,偉大な孫であるイヴ・ヴァン・マルデゲムが,この象徴的な店を経営している.
ベルギー・ワッフルとして知られる本物のマックス・ワッフルは,4×5で20個の正方形でなければならない.軽いワッフルはまるで空気のようで,とてもムーディー.
ホイップクリーム,フルーツ,メープルシロップ,チョコレートなど様々なトッピングがあるが,地元の人はアイシングシュガーをかけて食べる.