今日,2023年7月17日は,小暑・鷹乃学習(たかすなわちわざをならう).(正確には7月17日頃が小暑・蓮鷹乃学習).
https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
*,** ⇒ 参照 https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/07/07/234720
72候のかなりの部分が日本の気候に合うように改められていますが,鷹乃学習は中国の72候そのまま.
(ただし,中国では「鷹始摯」だとの記載もあります.http://chugokugo-script.net/koyomi/shousho.html
意味はほぼ同じです)
この72候にある鷹がどのような種類の鷹か,私にはわかりませんが---
(このブログ末尾に,日本で見られる鷹をリストアップしてみました.参考にしてください.ちなみに鳶もタカなんですね)
鷹らしい鷹と言えば,日本では大鷹のことでしょうか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/オオタカ
私は,鷹匠の方がもつ,もしくは動物園のケージの中以外,自然の中では大鷹を見たことがありませんが,中国でも,そして,日本でも鷹は身近な鳥だったのでしょう.
だったと書きましたが
最近になって,都会での鷹の目撃情報が相次いでいます.72候「鷹乃学習」も現代になってよみがえったとことですね.
https://www.google.com/search?都会の大鷹
今の季節,春に生まれた鳥たちが巣立ち,親離れしつつある時期.鷹を見なくても,鳥の親子を見ることで,季節を感じることができます.
今日私が見たのは,ムクドリ親子.
電線にとまっていて,子供は近くの樟の木をぐるっと回って帰ってくることをくり返していました.先週は,親子4羽いたのを目撃しています.二羽の子供を育てているムクドリ一家だと思います.
友人に画像を送ったら,「頑張れ,小椋鳥」と返信がありました.
親は待っていて,小椋鳥が行ったり来たり.下の画像は一見同じですが,親との距離が違うのがわかるかと思います.
二週間ほど前には,カラスの親子に会いました.こちらは,親の後を子供が追っている姿です.夕方で,カラスが黒いのでよく見ないと分かりませんが.
参考
タカとは
(ニッポニカ https://kotobank.jp/word/タカ-92486,日本の野鳥識別図鑑 https://zukan.com/jbirds/internal15351)
鳥綱タカ目タカ科に属する鳥のうち、中形から小形のものの総称.これに対し、大形で強力な種はワシとよばれる.しかし、タカとワシの区別はかなり便宜的なもので、分類学的な分け方ではない.一方、タカのなかにハヤブサ科の鳥を含める場合もある.
タカ科の鳥は世界に分布し、約210種がある.日本には22種(迷鳥を含む)がおり、ワシと名のつく7種を除いた15種がタカである.
(鳥の名前は,間違っているかもしれません,目撃例上位の種を選びました)
ミサゴ属1種、ミサゴ
ハチクマ属1種、ハチクマ
トビ属1種、トビ
チュウヒ属3種, チョウヒ,ハイイロチョウヒ,マダラチョウヒ
日本で見られるワシ:
クロハゲワシ(迷鳥)、オジロワシ、オオワシ、カンムリワシ、イヌワシ、カタジロワシ(迷鳥)、カラフトワシ(迷鳥)
今の季節,花が少ない時期で,植物から季節感を得るのが難しい.虫や鳥が取り上げられる理由の一つかもしれません.
わが家に咲く花も,日本在来種はありません.
トレニア(栄養系)
クフェアとインパチェンス