アンズの花が昨日開花.
そして,暖かな日に誘われて,今日は開花が一気に進みました.アンズは鎌倉では余り見かけませんが,梅,桜と比べて,花一つ一つの美しさは一番では,と思っています.
梅の開花は,今年は遅れて,わが家では三月の上旬で,3月8日に撮った写真では,開花がかなり進んでいました.
同じ日,新参の早咲き木瓜もいくつか花開いていましたが--
梅は散ってしまいましたが,
そのボケは,今,満開です.
このボケは,道行く人を立ち止まらせるだけの見事なもの.勝手に置いていった植木屋さんに感謝です.
わが家に以前からあるボケが咲くのはずっと先になります.ボケには寒ボケと普通のボケしか無いと思っていた私.この新参者は寒ボケと決め込んでいました.
しかし,寒ボケは秋から冬に開花するとのこと.そして,寒ボケ以外にも早咲きのボケもあると知りました.
今咲いている新参のボケは「早咲きのボケ」とするのが適当のようです.
また花の色から,「ヒボケ」と言っていいのでしょう.
品種名は不明.余りに沢山あって,特定は困難でした.
ボケ
ボケ | Chaenomeles speciosa | かぎけん花図鑑
ボケは平安時代に渡来して以来、四季咲き、寒咲き、早咲き、中咲き、晩咲きの品種が育成され、品種によっては開花を長期間楽しめます。花弁がふんわりとして色彩も上品な花を咲かせます。
冬に咲く寒ボケや、早咲き品種にはトウヨウニシキ(東洋錦)とその枝替わり品種のタカネニシキ(高嶺錦)、晩咲き品種にはセカイイチ(世界一)があります。
ボケとは - コトバンク (ニッポニカ)
花が濃赤色のヒボケ、白色のシロボケ、紅白雑色のサラサボケ、枝がねじれて曲がるコウテンボケをはじめ、大輪、八重咲きなど品種が多い。
ボケは
バラ目 Rosales,バラ科 Rosaceae,サクラ亜科(モモ亜科)Amygdaloideae,リンゴ連 Maleae,
ボケ属Chaenomeles
ボケChaenomeles speciosa
同じ属には,クサボケ(Chaenomeles japonica),マボケ(Chaenomeles cathayensis).
英語版ウィキペディアによれば,英語では,マルメロ(quince)の一種という位置づけの名前で呼ばれるようで, the flowering quince,Chinese quince,Japanese quince.