今日も寒い鎌倉でしたが,立春過ぎには咲くはずの梅を求めて,浄妙寺に.
浄妙寺は鎌倉五山第五位の由緒ある寺ですが,現在は総門・本堂・客殿・庫裏というたたずまい.
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浄妙寺 - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~
1188(文治4)年,源頼朝の重臣・足利義兼(政子の妹の夫)により,退耕行勇(鶴岡八幡宮の仏事・管理を行う僧)を開山として創建されたと伝えます.
どっしりとした屋根の本堂が風格を感じさせる鎌倉五山の第五位.
はじめは真言宗の寺で極楽寺といいました.しかし,建長寺の開山蘭渓道隆の弟子である月峯了然が住職となって臨済宗の禅刹に改められ,のち正嘉年間(1257-59年)頃に寺号も浄妙寺と変わりました.
中興開基は足利尊氏の父・貞氏で,室町時代は鎌倉公方(※3)の菩提寺として栄えました.
本堂前はきれいに整備された庭園が広がります.
奥へ進むと,境内にレストランが!
珍しい作りです.
その更に奥に,中興開基・足利貞氏の墓があります.
本堂前の白梅は,多めに見積もって三分咲きといったところ.
紅梅も咲き始めていました.数は少ないものの,咲き始めの花は美しいものです.
小さなツバキの株のまわりは全てヤマアジサイ.
5月過ぎには訪れる価値ありでしょう.
鎌足稲荷.
これほど小さな神社の建物は見たことがありません.