「東野さんは豚肉のソテーを」「トミザワさんには,こちらの梨のサラダを」「よっしゃ,出た出た出た」「あ,間違えた?梅沢さん----」<豚肉のソテー 梨ソース>「めちゃめちゃ軟らかい!フルーティーな香りがします」  <梨のドレッシング>「モッツァレラチーズとこの梨のドレッシング.めっちゃ相性いいよ.私と東野幸治君くらい」<梨のパウンドケーキ>「最高ですよね,奥さん」「なかなかやるもんだね」梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! 「梨 千葉県市川市」2  

梅沢富美男東野幸治まんぷく農家メシ! 

「梨 千葉県市川市」2

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「梨 千葉県市川市」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

BSプレミアム 毎週月曜 午後7時

出演 梅沢富美男 東野幸治  ナレーション 乙葉

 

yachikusakusaki.hatenablog.com

 

美味しい梨でご機嫌になったところで

2軒目は,

「言うことナシ!はずれナシ!『梨のカフェメシ』」

 

梨のカフェめしって,一体どんなお料理なんでしょう.

「あら?どうも今日は.お名前,何ておっしゃるんですか?」

 

迎えたのは,小泉勘一さん,妻・美香さん.

 

「こちらは何ですか?」「こちらは,梨の選別をして,販売する倉庫になっています」

「ちょっと待ってくださいよ.お金のにおいしかしないですよ.(笑い)何か不自然じゃないですか.この感じが.え〜本当に.もうかってますか?」「おかげさまで」

「いえいえ.ありがとう.こりゃ気持ちいい」(拍手)「素晴らしいですよ.そう言って頂かないと」

 

勘一さんは梨農家の三代目.弟さん二人とパートさんと梨作りをがんばってます.

7月の末から,9月の末,2ヶ月にわたり,幸水をはじめ,6種類の梨を栽培しているそうですよ.

 

「ちなみに,今回,何か梅沢さんに見せたいものがあるって?」「はい」

「何ですか?」「実は平成30年になるんですけども,10月に父が他界しまして,その一月前の9月にですね,明治座で梅沢さんと一緒に撮った写真が最後になりまして,ちょっとご覧になって頂けたらなと思って」

「うれしそうな顔するね!」

「見なさいよ.えっ?」

「座ってらっしゃる方がお父様?」「そうなんです.車いすが父で」「市川市農協の催しの中で梅沢さんとご一緒させて頂いたっていうのが,ホントに最後の写真になりまして」

「お父さん,何ておっしゃってました?梅沢さんのこと?」

市川市農協の催しでは,梅沢さんがテッパンだと」

「え〜!もう何か--.ズブズブの関係じゃないですか?」(笑い)

「お前ら,ホントにただのスケベジジイだと思ってるだろ.俺のこと.編集でカットするんじゃねーぞ」(笑い)

 

さあさあ,梨のお料理頂きましょう.

 

「ちなみに,梨のカフェメシ.まず何を作りましょう?どうぞ」「いきます!ジャジャーン!」

「あららら」

 

わ〜,おいしそう.春香さんが作ってくれたのは,豚肉のソテーにサラダ.そしてパウンドケーキ.

とってもステキなお料理ですが,どんなふうに梨が使われているのでしょうね?

 

「東野さんは豚肉のソテーを」「あ!わかりました」

「トミザワさんには,こちらの梨のサラダを」「よっしゃ,出た出た出た」

「あ,間違えた?梅沢さん----」「出た出た出た」「いいんですよ.奥様」「トミザワさんで」「カットしてください」「いや,トミザワさんでいいんです!」

「私は美人に言われたら,トミザワですから.ちょっと,何か文句ある?何かおかしい?」「ちょっと.怒りなさいよ.怒りなさい『トミザワ』で」

「緊張してて,すみません」「いえ,全然いいです」

「あっ,じゃあ,やり直します.えっと.梅沢さんには,こちらの梨のサラダを作っていただこうと思います」「いいですけど.絶対にオンエア見たら,トミザワさんが使われてますから」

 

梅沢さん,ご機嫌ですから,気にしないでいいですよ.

 

「まず,豚肉のソテーから作っていただこうと思うので」「どうしましょう」

「梨をすり下ろしていただこうと思います」「分かりました.---お肉で梨をすり下ろす?あまみとか?」

「そうなんです.それとあと酵素でお肉が軟らかくなるので,すごく美味しくなります」「めちゃめちゃすぐすれる.これ,楽」

「早いんですけど」

 

袋にすり下ろした梨,焼肉のタレ,焼肉のタレ,豚肉を入れ,良くもみます.

「はい.もみもみ〜,お金持ちになりたいな〜,お金持ちになりたい---」

「それ,何があるの?関西でそんな歌があるの?」

「いえ,全然ないです.この,何か,ここに来てからも持ったんですわ.こんなテレビが欲しいな〜」

「ご主人,でもギターもすごいじゃないですか!」「あんなギターが欲しいな〜」

 

わ〜,音楽もお好きなんですね.

 

「じゃあ,しばし置いていただいて,焼くまでちょっと寝かせたいと思います」

「次はサラダに行きます」「ご指導してください.お願いしま〜す」

 

梅沢さんが作るのは,梨のドレッシング.-----(略)

 

「次は豚肉を焼きたいと思いま〜す」「どうしましょう?」

「フライパンを温めていただいて,油をひいてもらいます」「はい,ひきました」

「東野君は余りお料理やらないでしょう」

「あんまりやらないです.ある程度ぐらいしかやらないです.ホントに.もう入れていいですか?」

「入れてください---あったまったかな?ちょっとフライパンあったまったか,みてもらって,大丈夫そうですかね?」「大丈夫」

「これ,何でさ.俺が焼けば良かったのに.東野君にやらしたの?絶対うまくいかないよ」

「違うんですよ.梅沢さんが焼くと,何か,ご自身の何かオリジナルとか,自分のやりたいようにやるし.多分,奥様の言うようにやってくれないというところも,あったんじゃないですか?」

「あ,そうですか」

 

梅沢さん,すねないでくださいね.

 

「タレがついてますからね,あんまりあの---裏側に時間かけてると焦げますよ」「いいアドバイスです.弱火気味で.」「弱火気味,はい」

 

蓋をして,弱火で中までしっかり火を通します.

 

「めちゃめちゃいい匂いがするんですよ」「う〜ん,いい香り」「香りが」

「お子さんいらっしゃるんですか?」「はい,2人います」

「じゃあ,これ,継いでくれるわけですか?四代目」「そうですね.長男,まだ二歳ですけど.そのつもりでいます」

 

結婚して8年.今では,5歳の愛夏(あいな)ちゃんと2歳の太一朗くんがいます.

そんなお二人の出会いは,運命的だったそうですよ.

 

「どこで知り合ったんですか?絶対教えてくれないんですよ.どういう関係なんですか?怪しい」「怪しくない」

「海で」「海,全然違う」「海も好きですけどね」

「ご主人,食べるものとかにこだわりが強そうだから,たまたま,そこで行ったレストランで,偶然出会ったとか」「あ〜」

「合ってます?」「ほぼ」「え〜!あ,そうなの?」

「さすが,東野君」「ピアノののね」

「ピアノを奥様が?」「私の友人が弾いているレストランで」

「遊びに行ってて,偶然,ご主人もご飯食べに行ってて,ピアノの音色で話が盛り上がり,じゃあ,今度皆でご飯食べに行きましょう,みたいな感じ」「はい」

「は〜」「分からんもんやね.出会いなんてのは」

 

さあ,お肉が焼き上がりましたよ.

お肉を取り出したフライパンを軽くふき,余ったつけ汁を入れ,少し沸騰させます.

 

「いい感じです」「火が通ったら」

「これでOKですか?」「あ,もうちょっと」

「もうちょっと」「奥様に聞いてるんです.なんで奥様の向こうから,どす黒い顔のおっさんが」

「いやいや,見てるとイライラするから」「いやいや,いいじゃないですか」

 

食べやすく切ったお肉に,ソースをかけたら---

 

「ええ感じ違う?これ,何か」「すごく,いい感じです」

「何気に」「はい,完成です」

 

<豚肉のソテー 梨ソース>

材料 梨(100g)、焼き肉のたれ(大さじ3)、豚肉(2枚)

       サラダ油(適量)

作り方 

① 梨は皮をむき、すり下ろす

② ポリ袋などに①、焼き肉のたれ、豚肉を入れ、よくもみ、30分程度置く

③ フライパンにサラダ油を熱し、②を弱火で火が通るまで焼く

④ 肉を取りだし、フライパンを軽くふき、②のたれを入れ、少し沸騰させる

⑤ 肉に④のソースをかけたらできあがり

 

<梨のドレッシング>

材料  梨(120g)、ブラックペッパー(適量)、塩(ひとつまみ),レモン汁(小さじ1)、グレープシードオイル(小さじ1)

作り方 

① 梨は皮をむき、すり下ろす

② 材料すべてをよく混ぜ合わせる (ポイント 良〜く混ぜる)

 ※お好みのサラダにかけて召し上がってください(撮影したサラダは、梨、グリーンサラダ、ミニトマトモッツァレラチーズ、生ハム)

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「梨 千葉県市川市」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

 

「で,これで盛り付けするわけですね?分けてってことですね」

スタッフ「それぞれを食べます」

「あ,なるほど.これはしょうがない.梅沢さん」(とても不満な顔の梅沢さん.コロナ禍の中仕方ありませんね)

 

残念ですが,今回は,それぞれ自分で作ったものを食べていただきます.

まずは梅沢さんから.

梨をはじめ,生ハムやモッツァレラチーズがたっぷり.これはごちそうサラダですね.私もチャレンジしてみよう.

 

「うん.梨のドレッシング.お子さんにも----喜ぶんじゃない?」「そうですね,そうですね.甘いので」「うまいうまい」

「豚肉のソテー,いただきます.うん.うまい!やわらかい!最高!」「やわらかいですよね?あ〜うれしい」

「めちゃめちゃ軟らかい!フルーティーな香りがします.ちょっと甘みがある.ちゃんと,火とおってる」「よかった」

「うん,めちゃめちゃ美味しい」「食べたい」

「ごめん」「なんでよ」

「目チェめちゃ軟らかくて,うまい」「あ〜よかった」

 

モッツァレラチーズとこの梨のドレッシング.めっちゃ相性いいよ.私と東野幸治君くらい」「あ,これは嬉しいですよ.何やろ?お肉,欲しいんですかね?」

 

そして,デザートには,梨のパウンドケーキを用意してくれました.

 

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「梨 千葉県市川市」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

 

「どうですか?絶対おいしいでしょ.梨のパウンドケーキ」

「めっちゃ,美味しいじゃないですか」「あ〜よかった」

「あ,おいしい.これ奥さん作ったの?めちゃめちゃ上手ですね」「ありがとうございます」

「え,奥さん作ったんだ」「そうなんです」

「すごい.これはすごいね」「しっとりとしてるし,ホントに食べやすいと.何かパサついたら,ゴックンするときにね.何かこうイヤじゃないですか.それが全くないです」「よかったです」

 

実は春香さん.以前はカフェの店長さんだったんです.カフェで人気だったというこのケーキ.材料から違います.

使う小麦粉は,地粉といわれる国産の粉と全粒粉.

そして,隠し味で加えるのはなんとブラックペッパー.

 

<梨のパウンドケーキ>

材料 地粉(100g)、全粒粉(50g)

 ベーキングパウダー(小さじ2),

 塩(ひとつまみ)、ブラックペッパー(適量);隠し味,

 テンサイ糖(80g)、無調整の豆乳(100mL),

 なたね油(大さじ3)、自家製梨ジャム(80g),

 

作り方 

① ボウルにテンサイ糖と無調整の豆乳を入れ、ふやかしておく

② 別のボウルに、地粉、全粒粉、ベーキングパウダー、塩、をふるい、ブラックペッパーを加え、混ぜる

③ ①をよく泡立てる  

④ ③になたね油を少しずつ加え、よく混ぜる

⑤ ④に②を入れ、軽く混ぜ、自家製梨ジャムを加えさっくりと混ぜ合わせる ※混ぜすぎないのがポイント

⑥ 型に流し入れ、表面をならし、自家製梨ジャム(分量外)を上に飾る ※③~⑥をスピーディに作るとおいしくできます

⑦ 180℃のオーブンで35分焼く

          

 

<自家製梨ジャム> 

材料:梨(中玉3個)

作り方

皮をむいた梨をひとくち大に切り、鍋で煮詰める

弱火でフタをし、時々混ぜながら、焦げないようにするのがポイント

 

「最高ですよね,奥さん」「隠し味でブラックペッパーをいれてるんですけど,少し感じたりします?」

「感じない.バカ舌だから.ただうまい」

「なかなかやるもんだね」「いや,これは素晴らしいよ」

「美人で,料理が上手で,おしゃべりもうまくて」「絶対何か欠点があるはずなんですよ.それが見当たらない」

「何かあるはずです.欠点が.旦那どうなの?」

「気が短いとか,ないですか?」「すぐキレるとか」

「優しいママです」

「腹立つわ〜」(笑い)

「金遣いが荒いとか?」「あ〜,まあ,でも似合ってるからいいんじゃない?」

「やらしい!おい!」

「それ,荒いって言ってるみたいなもん----」

「おい,旦那!はははは.これからも,じゃあ,末ながく幸せに」

 

 

「さあ,梅沢さん.今回は千葉県市川市の梨でございましたけど,いかがでしたか?」

「いや,素晴らしいね」

「できれば,俺,あの二人の子供になりたいですよ.息子になりたい」

「あんた,年上の息子なんていないわ」

「いやいや,全然.『パパ,ママ』って平気で言えますから」(笑い)