ゴーヤー2 2軒目は夏をのりきる!新米農家のアイデアレシピ! 料理1:ゴーヤーの梅ヨーグルトあえ 「その梅は,ばあちゃんがつけた梅」「あら,かわいい孫ですね」「孫は一番の宝です」「相性抜群じゃん.梅とヨーグルト」「それと,ほら,サバ缶最高」  料理2:ゴーヤーのかば焼き 「うん,おつなもんですね.いい!」「これ,ご飯の上に,乗っけて食べても,おいしいよ.合います.ご飯」 まんぷく農家メシ「夏をピッタリ!栄養満点のゴーヤー料理 宮崎・宮崎市」NHK 

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【司会】東野幸治,梅沢富美男,【語り】鈴木奈々

 

「あの,受粉させるのが大変だな」

「大変ですよ.あんな,100メーター向こうまで,全部,受粉って,もう,ぞっとしますよ.お前ら(ゴーヤー),自分らでやれや.受粉.なんで,俺ばっかり,やらなアカンねん!みたいな」

 

2軒目は

夏をのりきる!新米農家のアイデアレシピ!

 

「すごいね」「このおうち」「おうちが」

 

迎えたのは,

ゴーヤー農家の村中さんご家族.

ゴーヤー農家1年目 村中隆一さん.父・浩幸さん,祖母・奈良子さん,妻・菜美さん,長男・春人君.

 

「隆一さんが新米農家っていうことでいいんですか?」「はい,そうです」「お幾つなんですか」「今月で30歳」

「30で.今まで何してたんですか?」「まあ,いろいろやりました.仕事.まあ,ちょっと.まあ,悪いことはしてないっす」(笑い)

「だれもそんなこと言うてない」「まあ,居酒屋とか,服屋とかで---」「なるほど」

 

代々,農家の村中家.

隆一さんは二年ほど前,おじいさんの具合が悪くなったことをきっかけに,農家を継ぐ決心をしました.

今年,初めて自分のゴーヤー農家を任され,初収穫に向けて頑張っています.

 

「私もう一つ気になるのは,奥さん,美人でしょ」「はいはい」

「ホントに,宮崎,美人の宝庫だって,私言ったじゃない」「はいはいはいはい」

「そこ,前,見てごらんなさい」「この集団.謎の集団」

「あの,これは,僕のいとこ」

「何か,しゃれた集団やし,今,ぱって自分の姿見たら,こんな寸足らずの服で,で,それを何か陰でずっとデニムの女の子が見てて,オーディションみたいな気持ちですよ.負けへんぞ!」(笑い)

「今日はよろしくお願いします.ちょっとあちらへ行って,料理の方,お願いします.アイデアレシピでございますから」

「あれ?息子さんが作ってくれるの?」「はい」「あららら」「ほら,居酒屋にいたっていうから」

「何を作ってくれるんですか?」「ゴーヤーの梅ヨーグルトあえ」

「お願いします」「この中に梅を使ってるんですけど,その梅は,ばあちゃんがつけた梅」

「あら,かわいい孫ですね」「孫は一番の宝です」

「あと,味噌もばあちゃんが造ってるやつです」「孫は宝ですね,ホントに」「宝です.はい」

 

「まず,ゴーヤーを」「うまかったよ.かき揚げ」「いいですか?」「いいですよ.ごめんなさい.すおません」(笑い)

「いや,俺も負けられへん.こんなぺらぺらな服,着てるけど.プロとして頑張るぞっていう気持ち」「そうね」

「ね〜ごめんなさいね.ホントに.すみませんね」

 

“「もうちょっと強火にして」「軽く混ぜて」”

「ゆでる理由はあるんですか?」「ゆでる理由は----」

“「苦みを取る」”

「ちょっと待って.ちょっと待って.もう,誰が料理しているかわからへん.遠くの方から,『苦みを』みたいな.お湯はどれぐらいで---?沸騰してからでいいんですね?ここの方が手っ取り早い」

 

声:“「   」”の主は,離れて見ていた叔母の児玉典子さん.料理店を営む典子さん.実は,今回,レシピを一緒に考えてくれたんです.

 

料理1:梅ヨーグルトあえ

 レシピ(BSプレミアム) - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK 

材料  ゴーヤー(1本),大葉(10枚),ヨーグルト(大さじ3),マヨネーズ(大さじ3)

みそ(大さじ2),砂糖(大さじ1),サバの水煮(1缶),梅(2~3個),

ショウガ(2カケ),塩(適量)

作り方

① ワタと種を取ったゴーヤーを薄切りにして塩をふり,1分ほどゆでたあと,

氷水でしめる.

② ヨーグルト・マヨネーズ・みそ・砂糖・刻んだ大葉とショウガ・サバ・梅を,

みそがつぶれるように混ぜる

③ ⓵のゴーヤーを水切りして⓶の中に入れ,混ぜて完成

*ワンポイント ・ゴーヤーをゆでる前に塩をまぶすと苦みがやわらぐ.

・サバの水煮の代わりにシーチキンを使ってもよい.

・サバの水煮を使うときは香味野菜(シソ,ニンニク,ショウガなど)を

使えば臭みが気にならなくなる.

 

「いいよ,適当でいいよ.もうそんなもんで」「やっぱ,そういうわけにはいかない」

「こだわる」「こだわるの?」

「一生懸命,ご主人かわいいね.一生懸命やし.どういうとこが好きになったの?」「おもしろうところ?」「ぜんぜん,おもしろくない」(笑い)

「おもしろくないです

 

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 レシピ(BSプレミアム) - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK 

「いや,初めてのレシピだからさ.梅とヨーグルト.いただきます!」

「はい,苦みも少ないんでしょ?」「ですね.今のゴーヤーは苦みが少ないですよね」

「お兄ちゃん」「はい」「うまい!」「良かったです」

「相性抜群じゃん.梅とヨーグルト」「相性抜群?」「うん.それと,ほら,サバ缶最高」

「ものすごく,おいしい」「おいしいよ」「はい,これから夏にかけて,やっぱ暑くなるから,すごく食べやすい」「梅も入ってるからですね」「うんうんうんうん」

 

「そして,続いてのお料理は,何でしょうか?」

「ゴーヤーの蒲焼き」「蒲焼き!」

「珍しくないですか?蒲焼きって」「まあ,はい,珍しいです」

「ちょっと,さっそく.じゃあ」

 

「これは火---」「まだ火つけなくていいです」「まだいいんですか.ごめんなさい.すみません.俺,間違えてました.まだ,つけてません」

「え!火をつけないで入れるの?」「そうですね.火つける前に」「それがポイントなんですね」「そうっす.はい」「なるほど.それはおばさまの---こだわりだ.絶対,火つけんなよ.いいか,どんなことあっても,絶対,火,つけんなよ」

「衣を絡めてもらって,こん中にいれます」「まだ.火つけてないよね.まだ,火つけてない」「そのために,じっとしてんだから.おばさまのこだわりよ」

「梅沢さんの話,全然,聞いてないでしょ?」(笑い)

「俺はつなぎだから.ここ,ホントに--ここ,長いからね.どこで,編集で切ってもいいように」

「ゆっくりでいいよ.我々も帰りの飛行機の時間あるけど,ゆっくりで」(笑い)

「焼き出すと時間がかかるんで,焼いてるやつ,ちょっと」(笑い)

「ごめんなさい.本来なら火をつけて---」「ここで火つける!」「並べた後火をつけてもらって」「ほんで,すごく時間をかけて」

「4分」

「4分?4分すると--はい」

「こうなるんですけど」

 

料理2:ゴーヤーのかば焼き

 レシピ(BSプレミアム) - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK 

材料 ゴーヤー(1本),卵(2個),小麦粉(1カップ),水(適量),

オリーブオイル(フライパンにゴーヤーを並べて半分くらいつかる量),サンショウの葉,

塩(適量)

<かば焼きのタレ>

白だし(大さじ3),砂糖(大さじ3),みりん(大さじ3),酒(大さじ2),すりおろしニンニク(大さじ1/2~1)

作り方 ① ゴーヤーのワタと種を取り,一口サイズに切ったあと,塩をひとつまみくらいふる.

② 卵・小麦粉・水で衣を作る.ゴーヤーに衣をからめて,タップリのオリーブオイルが

入ったフライパンに並べた後,火をつけ中火で3~4分揚げ焼きにし,裏返して1~2分焼く.

③ 別のフライパンで白だし,砂糖,みりん,酒,おろしニンニクを混ぜる

④ ③に②のゴーヤーをならべ,火をつけて2分ほど,グツグツしたら裏返して少し煮る.

⑤ 最後にサンショウの葉を飾りつけたら完成

*ワンポイント ・ゴーヤーに塩を振ると苦みがやわらぐ.

・衣はかために作る.

・ゴーヤーを並べてから火をつける.

投入した後に火をつけるとゆっくり揚げられ,ホクッと揚がる.

特に野菜を揚げるときにはおススメ.

また並べてから火をつけると均一に揚がる(色目を同じにできる)

・オリーブオイルを使うと衣の水分を早く飛ばし,サクッと揚がる.

・タレで煮込んでいるとき,色がつかないうちにゴーヤーを触ると衣がはがれるのであまり触らないようにする.

・かば焼きの色を濃くしたい場合は,最後に色づけのため,たまりしょう油を入れる

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 レシピ(BSプレミアム) - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK 

 

「初めてです」「どうですか?」「うん,おつなもんですね.いい!」「いいですか?」「これ,ご飯の上に,乗っけて食べても,おいしいよ.合います.ご飯」

「あ!おいしい」「ね?」

「この蒲焼きの甘〜い感じもいいですし.ほんで,ちょっと,ゴーヤーの少し苦みみたいなのも,ちょうどいい感じで,いいあんばいで」

「ゴーヤーもやわらかくなってる」「はい,なってます.上品な感じですし」「ありがとう」「いや,最高ですよ.ほんと」

「これ,おばさまのレシピ最高じゃん」

 

「面白い家族でよかったですね.梅沢さん」

「ほんとに」

「オンエア,ちょっとね.編集でどうなってるか分かりませんですけど---」

 

暑い夏を乗り切るアイデア料理.ごちそうさまでした.