この二年間は、連続もののテレビドラマを一生のうちで一番たくさん録画して、それを時間が許す限り最優先で見た二年間でした。特に大きな理由はないのですが---。以前の同僚にドラマ大好き人間がいたことも一つの理由?はまると面白いという体験をしたせい(「あまちゃん」「トンイ」体験)?そして、受け身で楽しい時間を過ごせるならばそれも幸福と思ったせい?
いずれにせよ---。かなり面白い、はまってしまうドラマにも出会い、ねらい通り幸福なひとときも過ごすことができました。今年の春までは。
2016夏期。次回が待ち遠しくなる連続ドラマが全く見当たりませんでした。見たとしても録画早送りでストーリーチェックが主だったり(例えば「仰げば尊し」:多部未華子さん見たさ?)。朝ドラもイマイチ。
ガッカリ。このまま、あまり見なくなる予感がしています。
そこで、
この間の新作ドラマランキングをつくってみました!テレビドラマを沢山見た時期があったという証し?のために。
2014秋〜2016夏 新作連続ドラマ私の好み勝手なランキング
一位 「ごめんね青春」
二位 「美女と男子」
三位 「ゆとりですが何か?」
不思議な面白さ賞 「昨日のカレー今日のパン」「徒歩7分」
隙なくつくってあるで賞 「64」 (忘れていたので2016/10/6追加)
それなりに面白かった賞(この枠の作品は録画早送りで見てしまった部分も---) 「ウロボロス〜この愛こそ正義」「雲霧仁左衛門」「ドクターX」「下町ロケット」「重版出来」「99.9」「怪盗山猫」「デート〜恋とはどんなものかしら」「マッサン」「朝が来た」
仲里依紗に特別賞 「逃げる女」
ランキング別枠(連続ドラマというより一話完結連作シリーズもの) 「シャーロック」「刑事フォイル」「相棒」
様々な若手・中堅の女優・男優に巡り会えました。総じて皆とても上手い。時には圧倒的な魅力も。
女優では安藤サクラ、満島ひかり、仲間由紀恵、仲里依紗、広瀬すず、ミムラ、黒木華、田中麗奈、多部未華子,杏---
男優では錦戸亮、永山絢斗、岡田将生、柳楽優弥、生田斗真、亀梨和也、村上虹郎、町田啓太、長谷川博己---
連続もののドラマをあまり見ていなかった私にとって、全く見たことがない、または、見たことはあっても知らないも同然だった方々が大部分。知らなかったのは私だけで、しっかりキャリアを積まれた女優・男優さんたち、若手有望株として話題のタレントさんたちと後になって分かりました。
映画同様、テレビドラマも作り手(特に脚本家)により、好みに合う合わないが大部分決まることも再認識。改めて宮藤官九郎作品の面白さも堪能。(かって、「あまちゃん」にはまりました。映画で全面的に展開されるクドカンワールドを心から楽しむところまではもう少し。今のところ、やや抑え気味なテレビドラマがぴったり)
以上の二つが私にとって大収穫。全くドラマを見なくなることは、多分、ない。映画も観るでしょう。俳優や脚本家を知っていることは楽しさをより大きくしてくれるはず。
教訓も:「ネット上のドラマ情報とは注意深く付き合う」「視聴率情報に決して惑わされない」
なお、この夏は、新作の代わりに旧作の再放送はしっかり見ました。一話完結ものが多いですね。 「鬼平犯科帳」、「名探偵ポワロ」、「相棒」、「臨場」、「奇皇后」(この韓国時代ドラマの最後は?? トンイは始めから終わりまで面白かったのに。作り手の違い!イ・ビョンフン監督作品は今のところ外れなしです。)