いかにも梅雨,という一日でした.
そんな日のブログのネタ.
ほとんどが,以前取り上げたものばかりになってしまいました---
昨日も取り上げたアジサイ.
梅雨時の庭を彩っています.
そのほかには---?
片隅の小さな美しく姿はキョウガノコ.
シモツケソウの古くからある園芸種(下野草(シモツケソウ)と越路下野草(コシジシモツケソウ)の交雑種?)です.
どのサイトでも絶賛する言葉が並びます.
「日本の気候や美意識によく合った花」「せつなくなるまでに愛らしい花姿」---- キョウガノコ 新・花と緑の詳しい図鑑 京鹿子(キョウガノコ) | 日本園芸福祉普及協会
ナンテンは花盛り.やや地味で目立ちませんが--- 秋の赤い実の準備.
やっぱり,「春は短く,夏は長い」
6月は,気象学的季節(⇒国立天文台 暦Wiki/季節 - 国立天文台暦計算室 )では,夏の始まり.
---ということは「6月は初夏」?
しかし,「梅雨が夏の始まり」は,体感的になかなか受け入れがたいものがあります.
5月に感じたこと
「日常的には5月から8月まで4ヶ月間を夏と考えている」
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/05/24/013549
は,梅雨に入って,確信に変わりつつあります.
「5月が初夏(伝統的季節 - 節季区切り)」
「6月は梅雨」
「8月までが夏(気象学的季節)」
が多くの方々による夏のとらえ方のように思いますが---?
その結果---
春は短く(3・4月),
夏は長い(5・6・7・8月).
24節季72候
24節季は太陽の位置に基づくものですから,「春分」「立夏」「夏至」「立秋」「秋分」などが含まれ,これらは,季節の区切りを語る上で欠かせないものとなっています.
ただし,季節の説明は,中国のものそのままなので,日本の気候には合わないものが残されています.
一方,あまり意識することがない72候.
日本の季節の移ろいを描写しています.
現代の生活に合わないものも見られますが,
自然と共にある季節を知る指標として,今も十分に役立ちます.
今日は
(中国:稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期)
七十二候「梅子黄(うめのみきばむ)」
(梅の実が黄ばんで熟す頃.青い梅が次第に黄色みをおび,赤く熟していきます)
我が家のウメはまだ色づきません.
でも,青果店には,梅が並ぶようになりました.今日見たお店では,和歌山県産.
少しだけ色づいたものも.
梅とごく近縁のアンズ.
(ウメの多くは,アンズとの雑種! http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2017/01/09/000233 )
色づくのはウメよりずっと早く,我が家のものは,ほとんどが木から落ちてしまいました.
上の写真はほんの一部.
拾い上げたバケツ半分ぐらいのアンズから,今日は,大量のジャムを作成!