明月院で春見つけ2  人けのない明月院の後庭園では,苔が春の元気さを見せ始め,花菖蒲も芽を出していました.姫あじさいの挿し木の後方に動いていたのは猫のモーミン.春のお庭と裏山で探検中.キジバトも何羽か餌探し.帰り道の脇の川には白鷺の姿も.そして,蕗の薹にも出会いました. 日を受けて開ききりたる蕗の花二つならべる二つうつくし 土屋文明

鎌倉明月院本堂の後の庭園は,3時までは解放されています(寄付金を払う必要がありますが)

花菖蒲と紅葉の時期には賑わいを見せる庭ですが,今の季節,私の他には庭師の方のみでした.

 

春になって,苔も元気.


花菖蒲も芽を出し始めていました!

庭園の一番奥では,姫あじさいを挿し木で育てているコーナーがあります.

「毎年剪定した内から,約二百鉢,さし木を行い,新旧の更新を計ります」とのこと.

 

このコーナーの奥に,何やら動くものが.

猫でした.二年前にも出会ったモーミン.「ネコ歩き」鎌倉編のスターの一匹です.

前回は観光客のお相手の時間に出会ったので,愛嬌を振りまいてくれたのですが,

https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/01/31/232602

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今日は探検中.裏山をどんどん登っていって姿を消しました.

 

この裏庭ではキジバトにも出会いました.

 

そして,明月院を出て,川沿いを歩いて行くと,行きにはいなかった,白鷺(多分コサギ).餌を求めて何回も水の中にくちばしを入れていました.

 

そして,今回の春探しの締めくくりは蕗の薹(とう).花と言った方がいいかもしれませんが.

 

日を受けて開ききりたる蕗の花二つならべる二つうつくし  土屋文明 山下水