3日前になりますか,
アブラナの葉が食い荒らされているのを発見.
黒いアオムシ,これでは矛盾した表現,他になんと言って良いやら?黒いイモムシが適当?いずれにせよ,10数匹でせっせと葉を食べているではありませんか!害虫は春って思い込んで油断してまい,この間は手入れ見回りを怠っていた,シマッタ.
目につく幼虫は全て採り除いて,今日(12月1日)二度覗いてみたら,採り切れていなかったものが更に三匹.明日も見回る必要あり!
しかし,なんの幼虫でしょう?
調べてみたら,カブラハバチにほぼ間違いありません.幼虫はナノクロムシと呼ばれているらしい.アブラナにつく虫としてはメジャーということでした.今まで大量発生に会わなかったのは,運がよかっただけのようです.
宮古島 民宿 おにおん倶楽部(虫 カブラハバチ) カブラハバチ 野菜を食べるハチ | FOOCOM.NET
しかし--カブラハバチ?
ハチって肉食では?またはミツや花粉を食べているのでは?本当にハチ?
分類上は確かにハチ.植物を食べるハチってかなりいるようです.
倉敷昆虫館 | 虫の世界 では
「植食性のハチ」としてハバチが紹介されています.そして「ハバチは人を決して刺したりはしない。姿は和風スタイルで、いたっておとなしくむしろ平和なハチと言うことができる」と.
どちらかといえば,スズメバチやアシナガバチなど,刺すハチが特殊で「産卵管が特化して、刺す能力を備えている」と言えそうです.
なお,このカブラハバチの成虫が何を食べているかは,キチンと調べることができませんでした.「カブラハバチの仲間はクサギ葉の腺毛状突起、花外蜜腺を摂食する」との解答がヤフー知恵袋にありましたが----.よく理解できません.
ハチ全般については,人と自然の博物館内のハチとアリの博物館 にかなりわかりやすくてキチンとした解説があります.とても勉強になるので次の機会にまとめようかと思いますが---
何も知らない私としては「ハチ・アリの仲間(膜翅目昆虫)は知られているものだけで12万種いる」という記述だけでびっくりしてしまいます.脊椎動物が約4万種,哺乳動物だけなら4千種に比べて,なんと多いことか.そもそも地球は昆虫の惑星なのかも知れません.動物全てで約100万種,その約2/3は昆虫のようですから.*
(*丸山宗理「昆虫はすごい」光文社新書では,昆虫だけで総数100万種と記載されていました.)
ビオラもう一種類咲きました.今年は色々な種類のビオラを楽しもうとして全部で9種類の種をまきましたが,クリアライトブルーは六番目の開花になります.
秋の花たちはそろそろ終わりつつありますが,室内なら冬越し可能なクフェアは元気.明日室内に入れてやろうかしらん.
橘始黄(たちばなはじめてきなり) ゆず・みかんなどが黄色に色づき始める頃