今日もよく晴れた1日.明日からは寒さがやってくるということですが,あたたかい1日でもありました.
午後,久しぶりに大船フラワーセンターへ行ってきました.
指定管理者がアニメス大船フラワーセンターグループ(日比谷花壇を含むグループ)に変わって以来初めて.
園内の雰囲気は,より明るくなったような印象.若いカップル,遊ぶ親子,散歩する高齢者夫婦も多数見受けられました.
https://www.fcofuna-kanagawa.jp/guide/
園内には一般の家庭で見られる花々も多数見られ,華やかな雰囲気を演出しています.
フラワーセンターの一番の見所としては,春〜初夏のバラ園・シャクヤク園・ハナショウブ園などがよく知られていますが,このうち,バラ園は,秋にも楽しめます.
春に比べて,花の数はかなり少ないものの,ほとんどの株が花をつけていて飽きません.
バラを特に好きという意識はないものの,花を見るたび,その豪華さに感嘆させられます.
ニッポニカによれば,
https://kotobank.jp/word/バラ9-116501
日本に現在の「西洋バラ」が輸入されたのは江戸末期〜明治以降.
日本でバラが最初に記されているのは万葉集で「うまら」「うばら」.古今,新古今では「さうび(薔薇)」で,Rosa chinensis(庚申薔薇/長春花)の類と推測されおり,鎌倉時代の春日権現験記には,明らかに長春花と思われるものが描かれているとのこと.
(現在の花姿とは違うとは思われますが)
ほしいままといふ人言(ひとこと)はさもあらばあれくれなゐ深き深き薔薇を愛でつも 斎藤茂吉 寒雲
薔薇は薔薇の悲しみのために花となり青き枝葉のかげに悩める 若山牧水 みなかみ