椿を求め,できれば,春の香りも味わいたいと,源氏山公園,葛原が岡神社へ.
登り口は,いつものように寿福寺側から,小さなトンネルを抜けて,坂道を上がりました.
所々に,スミレの新しい芽が顔を出していました.
この葉は,アオイ?
江戸時代に新しくつくられたという太田道灌の墓.このあたりの山一帯は,太田道灌の祖孫にあたる英勝院が開いた英勝寺の敷地だったとのこと.
名前が表示されている木が何本かあります.樹木にうとい私にはうれしいサービス.これがタブノキ,サカキ.あれがスダジイ,シラカシ----
源氏山一帯には,椿が沢山植樹され,今は見頃と言って良いでしょう.
源氏山の上には源頼朝の像が建てられています.昭和の終わり頃創建のかなり新しいものですが.
頼朝像を過ぎて少し歩くと葛原が岡神社の鳥居が見えてきます.
神社の手前に日野俊基の墓があります.
後醍醐天皇の腹心で,建武の中興を待たずして鎌倉幕府に処刑されてしまったとのこと.明治期にこの日野俊基を祭神として葛原が岡神社が建てられました.
葛原が岡神社の鳥居とお社.
植栽はあまりなく,今目立ってたのはミツマタ.