「鎌倉で梅といえばどこ?」と友人に聞いたところ,「瑞泉寺かな〜」
「なるほど」と私.
忘れていました.もう何十年も行っていない!もう梅は咲いているでしょうか?
時間が少しだけあったので,バスの飛び乗って鎌倉宮まで.なぜか鎌倉住民は鎌倉宮とはいわないで大塔宮(護良親王)とよび,バス停も大塔宮.
瑞泉寺は大塔宮から歩いて10分ほど.
鎌倉駅からだと歩いて30分以上かかるように思います.
拝観料を払う建物のすぐ先に梅園があります.しかし,谷間に位置するせいかまだほとんど開花していません.
ここから山門へは,更にかなり歩くことになります.
石段は整備されていますが,お寺の境内の雰囲気はあまりなく,山道という感じ.今は歩く人がいない旧石段は苔むしてステキです.
山門到着.
瑞泉寺は梅以外にも水仙が有名(でした?).しかし,昔に比べ水仙は少なくなっているように思います.
今日の目あての梅.
満開に近い樹もあれば,ほとんど開花していない樹も.古木の枝ぶりが印象的.
しだれ梅.
大好きです.
牧野博士がオウバイと呼んだ梅の木があります.本来のオウバイはジャスミンの仲間ですから紛らわしい名前ですが,珍しい品種.
蠟梅もまだ咲いていました.我が家の小さな木はとっくに散っているのに.
梅は満開ではありませんが,かなり楽しめた一時になりました.
拝観料支払いの建物裏の梅園は二月下旬から三月初めが見所とのこと.その頃また来てみてもいいかもしれないと思いつつ帰路へ.
大塔宮までの道.民家の見事な梅に何本か出会うことが出来ました.