蓮の花を見ようと,鎌倉鶴岡八幡宮へ.
折しも,ぼんぼりまつりの初日.
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2017/08/07/005507
ぼんぼりを見て回った後,源平池へ.
元気な蓮の葉,つぼみ.そしてほとんどは閉じているものの,それでも美しい花を眺めることができました.
水面からツンと立ち上がった蓮の葉と花.見ているとすがすがしい気持ちにさせられます.
でも,実は---
午後に花を閉じてしまうことを,知りませんでした.睡蓮と同じで夜に閉じるとばかり---.
睡蓮と蓮.何となく違いを知っているつもりでいながら,知らないことも沢山.
改めてまとめてみました.
ウェブ上では沢山の方が違いを説明していますが,植物についてはタキイのサイト(https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/201505_25.pdf)の情報と湯浅浩史 植物ごよみ(朝日新聞社),ウィキペディアを中心に.象徴としてのハスとスイレンについては湯浅浩史 植物ごよみ(朝日新聞社)とウィキペディアの記事を中心に.
https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/201505_25.pdf 蓮の実 関連 - 株式会社 栄工製作所
https://shop.takii.co.jp/flower/bn/pdf/201505_25.pdf 湯浅浩史 植物ごよみ(朝日新聞社)
ハス - Wikipedia 和歌山県植物公園緑花センター : 紀の国 城下町便り
(なお,英語lotusは,蓮も睡蓮も表しています.睡蓮のみを意味する英語は,water lilly)
そして,以前、ハスとスイレンは同じ科に分類されていたとのことですが,現在は系統的にずいぶん離れた所に別の科として分類されています.
スイレン属 - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Nuphar ハス科 - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Proteales
スイレンの多くは園芸種として日本に入ってきていますが,一種ヒツジグサのみ自生.ハス属には,ハスの他,北米原産キバナバスが.
ヒツジグサ - Wikipedia 和歌山県植物公園緑花センター : 紀の国 城下町便り
鶴岡八幡宮の源平池.
以前は源氏池には赤い花,平家池には白い花と聞いていましたが,私の知る限りかなり前から混ざってしまったように思います.
平家池の向こうに見えるのは,旧県立近代美術館の建物.
大好きな建物で,閉館したときには,取り壊されると思い,悲しい気持ちにさせられたものでしたが---
残されて活用されるようです! よかった.
旧県立近代美術館鎌倉館 本館を無償で譲渡 鶴岡八幡宮が活用へ
東京新聞神奈川版 2017年1月4日
昨春に閉館した旧県立近代美術館鎌倉館(鎌倉市)の本館=写真、県提供=が、土地所有者の鶴岡八幡宮に無償譲渡された。一時は取り壊しが懸念されたが、八幡宮が保存、活用することになった。
鎌倉館本館は、鉄骨造り二階建て延べ千五百七十五平方メートルで一九五一年に開館した。世界遺産の国立西洋美術館を手掛けたル・コルビュジエに師事した、板倉準三が設計した。建築界などから高い評価を受けており、県は重要文化財に指定している。
ただ国史跡の鶴岡八幡宮境内にあり、文化財保護法の制約で、美術館としては老朽化対策の改修工事ができなかった。このため土地の賃借契約が終了する節目に合わせ、三月に閉館した。
譲渡後は、鶴岡八幡宮の施設として活用される。八幡宮は「耐震工事を行い、活用方法を具体的に検討していく」としている。 (原昌志)