続いての料理は,ネギグラタンです.
「ねぎ 〜埼玉県・深谷市〜」
「ねぎ 〜埼玉県・深谷市〜」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
「梅沢さん,ちょっとネギが苦手なんですけど,果たして,今回,梅沢富美男さんはネギを食べることができるのか!」
1 http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/02/16/235225
2 http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/02/17/232629
3 http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/02/18/233936
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竹内家のグラタンは,たっぷりのネギと,ベーコン,しめじが定番の具材.
ネギって,洋風のレシピにも合うんですね.
料理②:ねぎグラタン
「ねぎ 〜埼玉県・深谷市〜」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
材料
ねぎ(3本)・ベーコン(2枚)・しめじ(1/2株)
バター(有塩/30g)・小麦粉(大さじ2)・牛乳(350mL)
洋風スープのもと(小さじ1)・塩コショウ(少々)・チーズ(適量)
作り方
①ねぎは斜めに、ベーコンは食べやすいサイズに切り、しめじは石づきを除きほぐしておく
②バターでねぎをしんなりするまで炒め、ベーコンを加えさらに炒める。
③小麦粉を加え軽く炒めたら、牛乳を少しずつ加えてなめらかになるまで混ぜる
④しめじを加え、火が通ったら洋風スープのもと・塩コショウで味を調える
⑤耐熱皿に移し、溶けるチーズをのせトースターでチーズに焦げ目がつくまで焼く
「すごいですね.だから,70歳になって,嫌いなものが好きなるってあるんですね」
「あります.70歳でも恋をするんですよ」(笑い)
「そんな話してないけど」
「ネギに恋をしました」
「なるほどね.『梅沢富美男,ネギと不倫密会!』」
「いいですね.今日からネギ抱いて寝ますよ」
「ハハハハハ---.抱きネギ枕!」
お二人で何言ってるんですか!さあ,グラタンが焼けてきましたよ.
「あっ,できた!」「はいよ〜」「グラタン,完成」「完成です.いい感じ」
「熱そう」「「熱いかな」「熱いですよね」「熱い」
「結構,母親に厳しく育てられたタイプですね」「はい?いやいや---」
「うちの長男はね,猫舌なんですよ.大事に育てられたんです.あいつ.武生(たけお)は.『熱いよ,熱いよ』とか言って.俺なんかもう,ほおって置かれたから----」
「しゃべらせてもらっていいですか?」「すいません」「美味しいんです!」
「ネギもまっちしております,グラタン.はい.おいしい.チーズとベーコンとネギが合いますよね」「はい」
最後は,竹内家の食卓に欠かせないご飯のお供です.
「これ,もしかしたら,ネギみそですか?」
「そうなんです.うちで,一番(ネギを)クタクタにした料理かなっと思って」
「こっちもネギみそ,こっちもネギみそ」
「ねぎ 〜埼玉県・深谷市〜」 - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
「はい,1つの方は,梅沢さんが食べてくださるということで,ちょっとネギを抑えて,でもネギらしさを出した料理にしてみました」
「こっちは,いつもの?」「いつものです」
「いつもので,十分ですよ.何言ってらっしゃるんですか」(笑い)
気を遣っていただいてすみません.
まずは,梅沢さんのために考えてくれた方から,いただきます.
「いただきます」「どうぞ」「うん」「おいしいですか?」
「このお味噌もいいね!甘く,おいしい.うん!」「えっ,ほんとうですか」
「そして,ネギたっぷりのネギみそ」
「はい.皆さんがいつも食べてるネギみそですね.----こっちでなきゃ駄目!」(笑い)
「え〜!」
「よかったよかった!」
「パンチが効いてますよ」「はははは」
「いや,これはうまい!これ,丼で3杯ぐらい食えるわ」「ははははは」
梅沢さんが大絶賛.
竹内家定番のネギみその作り方は,ごま油でネギを炒め,そこに味噌,酒などの合わせ調味料を加えます.弱火で汁気がなくなるまで焦げないよう混ぜ,かつお節やショウガなどで味をととのえたら,できあがり.
焼きおにぎりやおまんじゅうにもぴったりだそうです.
料理③:ねぎみそ(定番)
材料
ねぎ(2本)・みそ(大さじ3)・
みりん(大さじ2)・酒(大さじ2)・
砂糖(大さじ2)・ごま油(大さじ1)・しょうが(小さじ1)・
かつお節(2g)・しょうゆ(少々)
作り方
①ねぎはみじん切りにする
②みそ、みりん、酒、砂糖を合わせて、よく混ぜておく
③ごま油でねぎを炒める
④②を加え、ペースト状になるまで練り、水分を飛ばす
※弱火にし焦げないように気をつける
⑤しょうが、かつお節、しょうゆを加え、さっと混ぜ合わせる
料理④:ねぎみそ(ねぎが苦手な梅沢さん用)
材料
ねぎ(2本)・みそ(大さじ3)・みりん(大さじ2)・
酒(大さじ2/250mL)・砂糖(大さじ2)・かつお節(2g)
作り方
①ネギはみじん切りにする
②みそ、みりん、酒(大さじ2)、砂糖を合わせて、よく混ぜておく
③鍋に酒(250mL)とねぎを入れ、中火で汁気がなくなるまで煮る
④②を加え、ペースト状になるまで練り、水分を飛ばす
※弱火にし焦げないように気をつける
⑤かつお節を加え、さっと混ぜ合わせる
(ネギ味噌でご飯をまだ食べている梅沢さん)「うん!---」
「もう---もういいです.梅沢さん.もう十分分かりました!ネギがお好きって,十分--.深谷ネギが好きなのは十分,分かりました」
「大ファンです.深谷ネギの.もう私,深谷ネギの大使やりますよ」「はははははは.深谷ネギサイドが,ちょっと嫌がると思いますけど」
「さあ,梅沢さん.埼玉県深谷の深谷ネギでございましたけども,いかがでしたか?」
「最高!」
「もう,生まれ変わりましたよ.ほんとに.2021年,新生梅沢富美男.好きな食べ物は深谷ネギ」
「そうです」
「あと,スタッフの間で何か出てるのが,パクチー」
「いや---ホントに.勘弁してもらえないですか?」
「ネギも,そんなふうに言ってました.さあ,一体どうなるのでしょうか?いつか.パクチーが出るのか?『農家メシ!』以上でございます」
終わり
深谷ねぎとは
深谷ねぎ
深谷ねぎは,埼玉県深谷市周辺で作られている千住ねぎ(根深ねぎ)の総称.
1年中出回っているが,中でも深谷ねぎが本領を発揮するのは11月~3月までにとれる秋冬ねぎ.現在では,深谷市産ばかりでなく,妻沼,本庄,上里で高品質なねぎが作られ,「深谷ねぎ」として出荷されている.
利根川右岸に広がる妻沼低地は地質・地形・気候面でねぎ栽培に適している.深谷ねぎの生産は,明治初期に妻沼低地の一角豊里地区で始まった.
大正時代には「深谷葱」の名が生まれた.東北に深谷駅からねぎを出荷した際に,駅名をとって「深谷葱」の商標をつけたのが最初といわれる.大正の終わりには個人より団体で出荷するメリットが見出され,豊里に相次いで組合が誕生.
昭和4年(1929)に起こった世界恐慌による海外市場喪失で養蚕業が大きな 打撃を受けたこともあり,ねぎ栽培は拡大していく.中心は有機質沃土が3メートルにわたって重なる「飯玉耕地」(新戒の小字)をはじめとする市北部であった.
現在では,南部でも高品質のネギが生産できうようになり,また,生産現場の機械化が進み,流通では配送が交通網の進化やシステム化で格段に高度化している.