もう正月3日.
元旦には,近くのお宮に初詣兼母親を連れての散歩.
午前中ということもあり,人っ子ひとりいない境内で,のんびり.
梅のつぼみがまだ固い一月.
ジョウビタキが遊びに来てくれました.
人のかなり近くまで,平気でやって来てくれるかわいらしいヤツです.
かなり気も強い.以前,カラスに向かっていくのを目撃.近くに巣があったのでしょうが.
(追記 友人にツッコまれました.
:巣があるかどうかは不明。冬鳥で、繁殖は主に海外です。一応国内の繁殖例もあるにはありますが…。兵庫県では非常に稀なので。)
快晴の空.新型コロナや様々な憂いを一瞬忘れさせてくれます.
この画像を友人に送ったら,「立派な狛犬」との返信.
改めてながめてみると,確かに立派に見えます.小さなお宮にはそぐわないような.
しかし,コマイヌの「狛」って奇妙な漢字ですね.変換させてみて改めて思います.
けものへんに白.特別な意味があるのかと角川新字源を調べてみると----
形声文字で「白」は音符.けものへんは「犬」ですね.
意味は「おおかみに似たけものの名前」だそうです.
このような獣が神社に飾られる?と思ったところ,これは「もともとの漢字としての意味」.日本語「こま」の意味は別でした.
「こま」という読み方は,いわゆる「国訓」
=漢字に国語をあててよむ読み方.もともとの漢字の意味とは全く別の意味になります.
「こま」という国語としての意味は
イ こまいぬ.神社などの社殿の前に,魔除けとして置かれた一対の高麗犬の像.
以上,新字源の解説はとてもわかりやすく,納得.
ただし,新字源はかなり断定的に「高麗犬」としていますが,日本大百科全書(狛犬とは - コトバンク
)などをみると,「有力な説」と考えておいた方が良いようですね.
もとは「宮中の門扉、几帳(きちょう)、屏風(びょうぶ)などの動揺するのをとめるための鎮子(ちんし:押さえる重し)として用いたもの」(日本国語大辞典 狛犬とは - コトバンク ).
深い意味やいわれはなさそうですね.
いつ頃から置かれたのか? 日本国語大辞典では初出文献として宇津保(970‐999頃)を挙げています.
それほど古くからある魔除けというわけでもなさそうに思います.
新年の我が家の庭.
マンリョウやナンテンの赤い実が鮮やかです.数はいつの間にかずいぶん減っているように思います.鳥さんたちが食べていったのでしょう.
冬定番の花たちも元気に咲いています.
後は,写真に撮るのを忘れたハボタンなど.
毎年,春の花のタネを撒いていきましたが,ここ何年かは遅れがち.今年は11月下旬になってしまいましたが,何とか芽を出してくれました.
花ももちろんいいのですが,タネから育っていくのをながめるのも好きです.特に芽を出してからの何日かが.