東京都 47人感染 新宿“夜の街”集団検査18人含む 新型コロナ
NHK NEWS WEB 2020年6月14日 16時04分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200614/k10012470121000.html
東京都は14日,都内で新たに47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました.このうち18人は,集団検査を受けた新宿区の繁華街にある同じホストクラブの従業員だということです.
東京都は14日,都内で新たに10代から80代の男女合わせて47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました.1日の感染の確認が40人以上となるのは先月5日以来です.
47人のうち37人は,これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で,そのうちのおよそ半数にあたる18人が,集団検査を受けた新宿区の繁華街にある同じホストクラブの20代と30代の従業員だということです.
また,この18人とは別に,接客を伴う飲食店の従業員と客が合わせて9人,含まれているということです.
さらに,別の5人は集団感染が発生した小金井市の武蔵野中央病院の患者と職員だということです.一方,47人のうち10人は,今のところ感染経路がわかっていません.
これで都内で感染が確認された人は,合わせて5544人になりました.また,14日は,都内で死亡が確認された人の発表はありませんでした.
新型コロナ:東京アラート解除直後に「ステップ3」移行 都検討 :日本経済新聞 東京アラート解除、都庁は虹色に…カラオケ・パチンコも再開可能に : 国内 : ニュース : 読売新聞オンライン
「時期尚早だったのでは」 アラート解除後も広がる感染
軽部理人,永田大
朝日新聞デジタル 2020年6月14日 18時11分
https://digital.asahi.com/articles/ASN6G5WKJN6GUTIL00M.html
東京都は14日,新型コロナウイルスの感染者を新たに47人確認したと発表した.そのうち18人は,新宿区内にあるホストクラブでのクラスター(感染者集団)だという.感染者が40人を超えるのは5月5日(57人)以来.都は感染拡大を呼びかける「東京アラート」を11日に解除したが,その後も感染者は増えている.
東京都によると,14日にクラスターが発覚したホストクラブでは以前にも感染者が確認されており,集団検査を実施して新たに18人の感染が判明した.ほぼ全員が無症状だという.その他にも14人が,接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連だという.
東京都の小池百合子知事は14日,西村康稔経済再生相や新宿区の吉住健一区長らと非公開で会談.会談後の取材で小池知事は,47人の感染者について「今回は積極的に検査を行った結果としての数字(感染者数)で,かつての数字とかなり違っている」と強調.西村経済再生相も会見で「二次感染を防止するための取り組みが進んでおり,前向きに考えたい」と述べた.
東京都では①1日あたりの感染者数(1週間平均)が20人以上,②感染経路が不明な人の割合(同)が50%以上,などの基準を設けて,感染拡大を呼びかける「東京アラート」を2日に発動.その後は感染者数が落ち着き,11日にアラートを解除してほぼ全業種への休業要請も緩和した.この日の感染者は5日ぶりに20人を上回っていたが,小池知事は取材に対して「医療体制も十分整っている」などと述べ,解除の妥当性を示していた.
だがその後は感染者が連日20人台と続いており,都庁内部からも「解除は時期尚早だったのではないか」と解除の妥当性を問う声も出始めていた.14日には47人が確認されたことから,その声は高まりそうだ.
小池知事は14日,「これからも感染状況はしっかり注視する」として,専門家を交えた「第2波対策検討ワーキングチーム」を15日に立ち上げる方針を明らかにした.(軽部理人,永田大)
東京新聞 2020年6月14日朝刊
小池百合子東京都知事の新型コロナウイルス対策には,首をかしげることが多い.
▽東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まるや翌3月25日「感染爆発の重大局面」と言い出した.
▽都立学校は六月十五日からやっと週3〜4日の登校⇔学習塾休業要請解除六月一日.
▽ホストクラブホスト定期的にPCR検査⇒介護士,保育士,教師などにも同様の措置を取るべき
▽「東京アラート解除」「カラオケ・パチンコ店休業要請解除」「同日都知事選出馬表明」⇒休業要請解除は出馬表明の「お土産」なのではないか.
カイロ大「小池氏は卒業生」声明の正しい読み解き方
JBpress 2020.6.12(金)
鶴岡 弘之
小池百合子都知事の“カイロ大卒”という学歴について,詐称疑惑が都知事選を前に話題になっている.JBpressも疑惑を追及する記事をこれまで掲載してきた.
そんな中,駐日エジプト大使館が6月9日,フェイスブックを通じて,小池知事が「卒業したことを証明する」とするカイロ大学の声明を発表した.だが,カイロ大学OB(1995年中退)のジャーナリスト,浅川芳裕氏は,日本の常識でその声明を真に受けてはいけないと釘をさす.カイロ大学とは一体どんな大学なのか? 今回の声明の裏側に透けて見える小池氏のエジプト人脈の危険性とは.浅川氏に語ってもらった.(JBpress)
カイロ大の権力を掌握しているのは?
──今回のカイロ大学の「小池百合子氏がカイロ大学を卒業したことを証明する」という声明を浅川さんはどうとらえていますか.声明は信用に値するものでしょうか.
浅川芳裕氏(以下,浅川)
学歴なんだから,今回のカイロ大学の声明で詐称の真偽は一発で片が付いたのではないか・・・日本人の常識からすれば,そう感じている人も多いでしょう.しかし,カイロ大学はそんなヤワでマトモな大学ではないのです.
──一体,どんな大学なのですか.
浅川
カイロ大学の権力を完全に掌握しているのは軍閥独裁国家エジプトの軍部であり,泣く子も黙る情報部です.
大学といえば“学びの園”“学問の自由”といった平和な生ぬるいイメージから理解しようとすると,本質を見誤ります.
大学の強権管理に対して,硬派な学生たちも黙っていません.異議申し立てや抗議活動を展開する中,2010年以降に限っても,100人以上が逮捕され,10人近くが亡くなっています.
殺害した大学側の治安部隊は学生の死について,「超法規的な死」と定義し,逮捕者を「軍事法廷」で裁くことも稀ではありません.
今回のカイロ大学の声明からも,その強権性はうかがえます.
「日本のジャーナリスト」が小池氏の卒業について信頼性に疑問を呈したことについて,「看過できない」と批判し,「エジプトの法令にのっとり対応策を講じる」と警告していますが,ただの脅迫です.
なんの根拠,反論も示さず,取材・報道の行為自体を封じ,罰しようとしている.
実際,多くのジャーナリストがエジプトで取材をしたというだけで,軍事監獄で拘束されています.その数は,中国,トルコに続きワースト3位です(ICP:ジャーナリスト保護委員会2019調べ).
以下 ⇒ https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60884?page=2
小池都知事が提供したカイロ大の卒業証書と卒業証明書邦訳
毎日新聞 2020年6月15日 21時51分(最終更新 6月16日 17時06分
https://mainichi.jp/articles/20200615/org/00m/040/008000c
小池百合子東京都知事が提供したカイロ大学の卒業証書と卒業証明書とされる書類を、毎日新聞カイロ支局のエジプト人助手がアラビア語から翻訳した。内容は次の通り。
【卒業証明書】
文学部
証明書
本学部はここに以下のことを承認する。1952年7月15日に日本で生まれたコイケ・ユリコ氏は、1976年10月に社会学科から良好な最終成績で文学士号を取得した。本証明書は関係各位に示されるために発行された。
担当者のサイン 管理者のサイン 総合管理者のサイン
1977年1月12日発行
(カイロ大学印刷所 733/1976/20000)
※担当者らの各サインは判読不能
【卒業証書】
1976年10月の文学部における試験結果の確認後、大学評議会は1976年12月29日、コイケ・ユウジロウの娘として1952年に日本で誕生したコイケ・ユリコ氏へ、良好な最終成績にて社会学科の文学士号を授与すると決定した。
カイロ イスラム暦1398年 1978年11月
学部長のサイン 大学総長のサイン
カイロ大学にて以下の番号にて登録 ※番号なし
資格所有者のサイン ※サインなし
※学部長、大学総長の各サインは判読不能