ぶどう まんぷく農家メシ!勝沼町のぶどう1 「下も---ここまで運転してきましたけども,ブドウ,ブドウ,ブドウ,ブドウ」「袋かぶってるから,もう取り頃だとか,わかんないんじゃないですか?」「ほぼ,もう色がきてれば,こう触ってみれば」「何を見て120点なんですか?教えて下さい」「球張り,色,粒つきも揃ってる」粒の数は大体同じ:ブドウが小さいときに,粒の数が35個ぐらいになるように間引いているんです.「自分で収穫した味はどうですか?」「いや,うまいわ.酸味もふや〜っとした」

NHK BSプレミアム 梅沢富美男東野幸治まんぷく農家メシ!

山梨県甲州市勝沼町の「ぶどう」

 【司会】東野幸治,梅沢富美男,【語り】鈴木奈々

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梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

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山梨県 都道府県から地図を検索|マピオン

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Google マップ

 

「さあ始まりました.まんぷく農家メシでございます.さあ,梅沢さん.今回はですね,山梨県甲州市勝沼町にやってきました.今回のテーマはブドウでございますけど,さあ.こちら,後ろにありますけど,こちら,ブドウ寺とも呼ばれている大善寺.」「有名ですね」

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大善寺 (甲州市) - Wikipedia

 

「国宝でございます.

で,奧にもあったんですけど,薬師如来さんがいてて,ブドウを持ってるんです」

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文化財・寺宝 -真言宗智山派 柏尾山 大善寺-

「ぶどうをもってる!」

「どう考えても,ぶどうですもんね」「ぶどうですよ」

「自分の髪の毛ちぎって,こう持ってる」「アホなこと言ってんじゃない」

 

ど〜も.鈴木奈々です.

今回いただくのは,ぶどう!

ぜいたくに使ったスイーツはもちろん,ジョゼにぴったり!おしゃれな料理に大変身.

更にビックリ!お寿司やほうとうにも相性抜群なんです.

デザートだけじゃない.旬のブドウを使った農家メシをいただきま〜す.

 

今回の舞台は,山梨県甲州市勝沼町

日本を代表するブドウの生産地です.

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平成30年産日本なし、ぶどうの結果樹面積、収穫量及び出荷量:農林水産省

 

その歴史は古く,なんと1300年前の奈良時代にはブドウを栽培していたと言われています.

現在,およそ150種類のブドウが作られています.

 

さあ今回頂く農家メシはこちら.

 

1軒目「絶妙な甘みと酸味!勝沼の黒いぶどう」

2軒目「義理の娘と作る 女子力UPレシピ!」

3軒目「農家兼劇団座長のぶどうづくし御膳!」

 

「御膳?」

「この番組,ようあるんですよ.御膳シリーズ」「まさか,ブドウ飯が出るんじゃないでしょうね?」

「多分,そじゃないですか?ぶどうのおつゆとか」「いや,ブドウのおつゆは勘弁してよ」

「あははははは」

 

梅沢さん,そんなこと言わないで下さい.

 

さあ1軒目は「絶妙な甘みと酸味!勝沼の黒いぶどう」です.

 

「すごうな,これ,全部ブドウでしょ.これ」「うわ,すごいね〜.下も上も全部ぶどう.ほら,何の作物もないですよ.ぶどうだけですよ」

「ブドウだけですね.農家メシ!でもちょっと珍しい光景じゃないですか?これね」

 

1軒目の農家さんに到着です.

出迎えたのは

内田利一さん(ブドウ農家42年),妻・清美.

 

「もうだってすごい.下も---ここまで運転してきましたけども,ブドウ,ブドウ,ブドウ,ブドウ」「そうですね」

「なんで,この辺でぶどうが---.やっぱ,気候的にいいんですか?」「そういうことだと思います.一番,盆地で,ブドウの生育に合って,適してたということだと思いますね

 

甲府盆地の東端にある勝沼町は,朝晩の気温差が大きく,水はけのよい土壌のため,ブドウ栽培に最適なんです.

 

「ちなみに,黒いブドウっていうのは,何を表しているんですか?」「一般的に世間に知ってもらってるのは,巨峰っていうのが一番オーソドックスですね」

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果樹茶業研究部門:ブドウ品種別栽培面積 | 農研機構

 

「品種でいうと何個ぐらいに別れるんですか?」「沢山あります」

「ほんとですか」「ええ.黒いのも,赤いのも,緑のも.オーソドックスにいうとその3種類があるんですけども,黒でもいろいろ」

「黒でもいろいろ.じゃあちょっと実際に入って見させて頂いていいですか?ちなみに品種は何ですか?」「これは巨峰です」

 

では,自慢の巨峰を見せてもらいましょう.

この時期のブドウには,白い袋がかけられています.病気や害虫を防ぐためなんだそうです.

 

「袋かぶってるから,もう取り頃だとか,わかんないんじゃないですか?」「ほぼ,もう色がきてれば,こう触ってみれば」

「これで(手で袋を触ってみる)わかるんですか?プロは?」「ええ.大体大きさでわかるんで.重さ」

「じゃあ,ちょっと,ぶどう見せてもらっていいですか?一つ」「は〜い.この辺が,何か」

「いいですか?」「大きそうなんで」

「ちょっと,大本番ですから,お父さん.大事ですよ」(清美さん)「ははははは」

「これ,大事でしょ?失敗できませんもんね」「はい.世紀の一瞬」

「世紀の一瞬」「じゃあ,これを」

「はい.じゃーん.はい〜(拍手)」「立派!」

「ちょっと,梅沢さん,見て下さいよ」「立派なじゃないですか」

「これは,百点満点で何点ですか?」「120点ぐらいやってもいいですかね」

「あ〜ら.すごい!よかったよかった.ちなみに何を見て120点なんですか?教えて下さい」「球張り,色,粒つきも揃ってる」「粒立ちはそろってますね」

「これ,粒の数っていうのは,個々に違うのか,大体同じになるのか?」「そうです.大体同じにするように,こういうブドウになるように」

 

そうなんです.ブドウが小さいときに,粒の数が35個ぐらいになるように間引いているんです.

そうすることで,一粒一粒が大きくなって,甘みも増していきます.

 

「じゃあ,こうやって袋を開ける時が一番」「そうですね」「緊張するときでしょ?」「そうです」

「ちなみに,この時期,旬の時期は,何袋ぐらい開けるんですか?多いときでは」「多いときでは600から700ぐらいは,収穫しています」

「これもいいんじゃない?」「こっちの方がいい」

「プロじゃないと,なんでかわかんないですよね」「私もね,手触りは得意ですから」

「おっぱい触ってるんじゃないですよ!」(笑い)

 

「これ,じゃあ開けていいですか?」「はい,これも良さそうですね」

「いいですか?これ.大事に大事に----うわ〜これもやっぱおやっさん,いいね」

「うわ,でか!チョッキンさせてもらっていいですか?梅沢さんに」「はい,どうぞ」

「どの辺からチョッキンすれば?」「この辺りから」

「で,こういうふうに収穫するということでございますけど,じゃあ,ちょっと,今から移動して,このブドウをちょっと頂きましょうよ.個々の中で食べたら薄暗いから,スタッフがやめてくれって.事前に,すごい怖い顔で言われたんですよ」「じゃあ,そちらに」

「こっちですか.こっちで食べてもいいと思うんですけどね」

 

「どうぞ,梅沢さん.1個どうぞ」

「これ,皮はむいて食べた方がいい?」「どちらでも好きなように」

 

取れたての巨峰をいただきましょう.

 

「うまい」「おいしい?」

「やっぱり自分で収穫した味はどうですか?」「いや,うまいわ.甘みと酸味っていうけど,酸味もふや〜っとした,『あ,すっぱい』じゃなくてフワ〜っとした.あ〜いいな」

「甘みと酸味が適度に---」

 

巨峰以外にも,黒いぶどうを用意してくれました.

「何か品種が違うんですか?」

「これが今収穫した巨峰.これが,それをかけ合わせて作ったピオーネ.これが今,山梨県のオリジナルで出始めて---」

 

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山梨県/登録品種情報 生食用ブドウ

 

続く