10月に入っても,気温の高い日が続いています.
秋の到来が少し遅れている?
毎年お彼岸には開花するヒガンバナは一週間遅れで花を咲かせ,現在最盛期をやや過ぎたところ.
我が家で秋の季節を確実に知らせてくれる花,フジバカマ.
つぼみが膨らんでいますが,まだ咲いていません.
「秋の七草」が強調されて,多くの解説には8月〜10月が開花期とされているオミナエシ.
花自体は10月に入った今はもう最後の姿.例年通りに.
我が家の花期は7月〜9月.
「女郎花月」という言葉があるそうで,旧暦7月(現行の暦では8月頃)を指します.オミナエシは8月の花なのです.
iPhoneで覗いて見たら,なぜかナナホシテントウがとまっていて----
オミナエシには虫が沢山よってきます.でも,その中にアブラムシはあまり見かけなかった気がしますし,現在もいません.
少し寄り道して,月の別名について:
旧暦7月(文月:新暦7月の異名ともされています)が“女郎花月”のように,植物の名前が付けられた呼び名は,各月にあるようで,
例えば,
によれば,
(*を付けた名は,一般の国語辞典でも確認)
旧暦8月(葉月:新暦8月も)は,
*桂月(けいげつ),橘春(きつしゅん),*竹春(ちくしゅん).
・桂月は,月の中に桂があるという伝説から「月」の異名.
8月の異名となった経緯についての説明は見つけられませんでした.月が一番美しいのが8月15夜.そこから8月の名前に?
・竹春は「この頃竹の新葉が盛んになるところから」ついた名前とのこと
旧暦9月(長月;新暦9月も)は
*菊月(きくづき),稲熱月(いねあがりづき)
今日10月3日は旧暦では9月5日.
9月の花と言えば菊.どなたも異論の無いところ.
でも,我が家の庭には,菊はほとんどありません.
手抜きで世話をしては衰えさせて二三年目には見る影もなく----の繰り返し----
宿根アスター
菊より手間いらずなので沢山育ててきました.
それでも10年近く花を咲かしてきたビクトリアの系列に衰えが見え,
今年は苗(最近多いミステリーレディ等の品種)を新たに購入.四-五年は楽しむつもりですが.
つぼみを準備している我が家の優等生クジャクアスター.一週間後の開花でしょうか.
その他,咲き始めた秋の花;
アメジストセージ(チェリーセージもチラホラ.パイナップルセージは遅れています)
秋らしく色づいた
ホウライムラサキ,ムラサキシキブ(購入したときはこの名前でしたが,実はコムラサキらしい).色づきはまだまだのナンテン.
今真っ盛り
八重のムクゲ.ハイビスカス.
栄養系のトレニア
ユーフォルビア(「ダイヤモンドフロスト」の系列).特に八重花は花盛り.
その他,夏から咲いている花,雑草でも秋にはなくてはならない花,そして,実をつけたボケに,なぜか,花が一輪.