イチゴ4 まんぷく農家メシ!2 1軒目 料理1: いちごジュース いちごシロップ70mlに対し,牛乳200ml.「これ,いいわ.毎日飲みたい」「おいしいです」  2軒目 料理1: いちごの生クレープ 簡単.見た目もかわいいですね.もちもちして,イチゴ大福のような食感が楽しめる.「お店に出してもいいぐらい」  料理2: いちごきんつば 芋あんにイチゴ.これはアイデア.「きんつばの小豆より,芋の方がうまい」「イチゴ大福の次,こんなん,来るんじゃないですか?」 NHKBSプレミアム 栃木県真岡市 

1軒目「うんめぇから食ってみ!絶妙な甘みと酸味」

【1】 栃木県はイチゴの収穫量日本一.中でも真岡市は一大産地です.

◎おいしいイチゴ:種の間隔が均等で,浮いたり沈みすぎていない.

◎イチゴの採り方:「引っ張らない.横にちょっと曲げてください.プチッと音しますよ」

◎「食べるときは,ヘタをとってもらって,はい,ヘタの方から食べる」  

(付録:インターネット調査によれば,最もよく食べている果物はバナナでイチゴは5位.しかし,好きな食べ物ランキングでは堂々の1位)

(イチゴ3 http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/03/22/004542

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梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

【2】  

「こんにちは.すみません.お父さんもこっち来て紹介してください.お父さん,紹介の方,お願いします」

「東野さんです」

「違うねん!」(笑い)「うまい」

「そんなボケ,いいねん.もう」

 

松本さんの妻と娘さん,そして,お孫さんも集まってくれました.真知子さん(妻),知美さん(娘),瑠莉ちゃん(孫),璃希くん(孫).

 

「一人娘なんですか?」「二人娘で,お婿さん取りで」

「どこで知り合ったんですか?お見合いですか?恋愛ですか?」「いや,恋愛でしょ?何かの集まりで」「事務所通してください」

「そんなことばっか覚えて」(笑い)

 

おもしろいお父さんですね.イチゴのオススメレシピがあるそうですよ.

 

「こうやってつけとくと---」

「誰か,おばあちゃんの話,聞いてあげてください.(笑い) 富美男の話なんかどうでもいいんですよ.どうでもいいんですよ.一生懸命,一人でしゃべってた.今」

「出荷できないイチゴを」「うん」「スライスして砂糖に漬ける」「うん」「一晩置くとお水が出る」「なるほど!」

 

イチゴを砂糖に一晩漬けると,こんなふうにたっぷり水分が出ます.

 

料理1: いちごジュース

レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

材料: いちご(500g),砂糖(200g),牛乳(200ml)

作り方:

(1)ボウルにいちごを入れ,砂糖をまぶして一晩おく.

(2)(1)のいちごと,出た水分を一緒に鍋に移し,中火で10分ほど煮る.

途中,あくをとり,とろみがついたらいちごの実をザルでこせば,いちごシロップの完成.

(3)いちごシロップ70mlに対し,牛乳200mlの割合で割っていただく.

 

冷凍保存しておくと半年ぐらい持つそうですよ.

 

「毎日,夕飯の時にこのシロップで牛乳で割って--」「あ〜お孫さんね」「これ,うまいんじゃない?」「でも,ほんと,これ,自然なね,甘みで.いいじゃないですか」 

松本家定番,いちごの甘みがギュギュッと詰まったジュース.おいしそう.

 

「特性イチゴジュース」「どうですか?」

「うまい!これ,うまい!たまりまへん」

「あ〜,うまい.おいしい」「これ,うまい」

「ほんまにうまいわ」

「わかるわ,孫たちが大好きなの.これ,いいわ.毎日飲みたい」「おいしいです」

  

さあ続いては,

2軒目「マニュアル化で大成功!元高校球児のアイデアスイーツ」

 

こちらの農家さんは,従業員10人以上で,大規模にイチゴをつくっているそうです.

 

出迎えたのは,元高校球児,荒井孝一さん(34歳,イチゴ農家11年),父吉隆さん(イチゴ農家としては3代目,農家歴45年).

高校時代は野球部で活躍していた孝一さん.プロを目指していたこともありましたが,一生できる仕事をと,イチゴ農家になりました.

職人気質のお父さんに仕事を教わり,最近では自分が考えた新しいやり方で,イチゴ栽培に励んでいます.

孝一さんが考えたのが,こちらのマニュアル.

「誰にでもわかるように仕事をする.っていうことで」「なるほど」「写真をつけて---(映像では,例えば“脇目事例集” “覚えてほしい病害虫” 写真)」

 

作業手順やイチゴの病気について,わかりやすくまとめてあります.

 

「実際,そのマニュアル化して,何%ぐらい,売り上げがアップしたんですか?」「え〜と,僕が就農してからだと,3倍は」

{え〜!」「いや,すばらしい」

「お父さん」「面積も増えてますから」

「負けず嫌いだね」「ハハハハハハ」「でも,それが,やっぱ.切磋琢磨して,いいんじゃない?」

「ケンカしながらやって,息子さんの言うとおりやったら,売り上げが上がったっていうて,悔しいけど認めざるを得ない」「そうです」

「辛かった?つらい?」「そうです」

「酒飲んだ?」「ハハハハハ」

「でも,いいことさ,ね,やっぱりお父さんのやり方も,やっぱ見てまねたんだろうね」「そうです.父親あってこその今なんで」

「うれしいですね」「うれしいね〜.いつもそういうふうに言ってくれるっと,もう,毎日,元気が出るんですけど」

 

なんだかんだ言っても,ご自慢の息子さんなんですよね.

それではいちごのアイデアスイーツ.頂きましょう.

「さあ,それでは今日は何をつくってくれるんですか」

「え〜っと,まずは僕が----.イチゴの生クレープを」「生クレープ!」

「あるよね.だから,東京とかでも,クレープ屋さん行ったら.イチゴ入れて,生クリームとかね,じゃあお願いします」

 

「これは?」「生春巻きの皮になります」

 

料理1: いちごの生クレープ

レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

材料: いちご(40g),生春巻きの皮(2枚),こしあん(60g),生クリーム(50g)

作り方:

(1)生春巻きの皮をお湯でもどす.

(2)(1)に,スライスしたいちご,こしあん,生クリームをのせて皮が破れないように巻く.

 

これは簡単.

孝一さんのオリジナルレシピなんだそうです.

見た目もかわいいですね.

 

「これは,お嫁さんも食べました?」「食べました.めっちゃおいしい」

「あ〜,いいじゃないですか.これは絶対好きな感じ」

「いただきます.いけるやんか」「おいしいですか?」「うん,これ,お店に出してもいいぐらい」

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梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

もちもちして,イチゴ大福のような食感が楽しめるそうですよ.

「最近,和菓子でもありますけど,イチゴとあんこって合いますよね」「最強です」

「最強ですよね.さあ,そして,次」

「またスイーツ行っちゃうんですけど.次は」

「来ました!待ってました.お願いします」「和風で行きますから,次は」

「えっ?和風で.ありがたい」

 

きんつばだと小豆なんですけど,芋あんで」

 

料理2: いちごきんつば

レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

材料: いちご(240g),さつまいも(500g),砂糖(50g),生クリーム(45ml),ホットケーキミックス(30g),水(50ml)

作り方:

(1)ふかしたさつまいもを,目の細かいザルでこす.

(2)(1)に,砂糖と生クリームを加え,よく混ぜ合わせて芋あんを作る.

 ポイント:スイートポテト風の味付け!

(3)約40gの芋あんで,ヘタを取ったいちごを包み,四角く形を整える.

(4)多めの水で溶いたホットケーキミックスを付けて,一面ずつ焼く.

(5)冷蔵庫で冷やしてからいただく.

 

「家でケンカと化してたんですか?」「大変でしたよ〜.今日は孝一,どこ行ってんだって.私たちん時は,土日もなくひたすら働いてたんですけど,今は,日曜日休みだと子供たちのこと,どっかにつれて行かなきゃなんないんで.『この忙しいのに何やってんだ』『お父さん,時代だよ.時代』.こっち(息子)は,『なんであんな風に言って.子供連れてってるのに』『まあまあまあ』」「お母さんが全部---.大変だ」

 

「できあがりました」「すみません.いいタイミングです」

「これは,冷やして食べた方がおいしいので---出来合いがあります」

「出来合いがある?じゃあ,これ,6面焼いたのは,なんだったんですか?」(笑い)

「つくったのがあるんだろ.じゃあ,それだしていいよ.先に」

「3面ぐらいで.もう,あと分かりますよ.俺も,6面焼かなあかんかと思うて」

「話の流れで,途中止めるわけに行かないじゃないですか」

 

芋あんにイチゴ.これはアイデアですね. 

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梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK

「芋つばだね」「芋つば.スイートポテト.いちご」

「あっ.俺,こっちの方が好きかも.きんつばの小豆より.芋の方がうまい」

「あっ.おいしい」「これ,うまいよ.母ちゃん!」

「おいしいでしょ.やりました」

「そんなに甘いって感じしないから,いい」

「イチゴの酸味がちょっとあって」

「あります」

「イチゴ大福の次,こんなん,来るんじゃないですか?いいと思います」

「これ,商売にしたら売れる」

「じゃあ,梅沢さんが商品化してくださいよ.私,お父さん,和菓子職人になります」

 

お母さん,ノリいいですね.

イチゴのきんつばと生クレープ.

ごちそうさまでした.

 

イチゴ1 店頭に並んでいたイチゴはとちおとめ(栃木県産),あまおう(福岡県産),さちのか(佐賀県産).今まで購入したことのなかった「あまおう」はかなりの美味.ほかにも「ひのしずく」「さがほのか」「紅ほっぺ」「きらぴ香」など,沢山の品種が開発・栽培されているようです.産業として栽培されるようになったのは第二次大戦後しばらく経ってからというイチゴ.ここにまで来るのには生産者の涙ぐましい努力が. - yachikusakusaki's blog

 

イチゴ2 赤い花,ピンクの花のイチゴもあるんですね.イチゴの実はかなり特殊で,果実分類では「イチゴ状果」の名前が与えられている(ツブツブは種ではなく“痩果”:知りませんでした). - yachikusakusaki's blog

 

イチゴ3 まんぷく農家メシ!1 栃木県はイチゴの収穫量日本一.中でも真岡市は一大産地です.▽1軒目 うんめぇから食ってみ!絶妙な甘みと酸味.◎おいしいイチゴ:種の間隔が均等で,浮いたり沈みすぎていない.◎イチゴの採り方:「引っ張らない.横にちょっと曲げてください.プチッと音しますよ」◎「食べるときは,ヘタをとってもらって,はい,ヘタの方から食べる」 NHKBSプレミアム 栃木県真岡市 付録:インターネット調査によれば,最もよく食べている果物はバナナでイチゴは5位.しかし,好きな食べ物ランキングでは堂々の1 - yachikusakusaki's blog