ヒガンバナが咲いています.
毎年,ほぼお彼岸の前後に咲くのですが,今年はやや早めで四五日前に咲き始めました.
白花は,毎年赤花よりやや早めに咲き始めます.
別種のように扱っているサイトもありますが,リコリス(ヒガンバナの仲間) みんなの趣味の園芸 NHK出版
ウィキペディアではヒガンバナとショウキズイセン( L. traubii)の自然交配種種シロバナマンジュシャゲ(L. ×albiflora)としています.(ヒガンバナ科 - Wikipedia).
リコリス(ヒガンバナの仲間) みんなの趣味の園芸 NHK出版
キジカクシ目 Asparagales(直訳:アスパラガス目)
ヒガンバナ科 Amaryllidaceae(直訳:アマリリス科)
ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae(直訳:アマリリス亜科)
ヒガンバナ L. radiata(直訳:ラディアタ)
わざわざラテン語直訳の目・科・属名を書いたのは,この様に表すと,ヒガンバナに対して悪い思い込みを持っている方々の気持ちが,もしかすると和らげられるかなと思ったからです.
実際,最近は「欧米で人気の花:リコリス」として多くの品種が売り出され,日本でもじわじわ人気が出てきているようです.
なかなか美しい花たちです.
Yahoo!ショッピング - リコリス球根 売れ筋通販 - AGS リコリス(ヒガンバナの仲間) みんなの趣味の園芸 NHK出版
ヒガンバナの毒性は,近縁のスイセンの毒性と全く同じと考えられます.
スイセンがあれだけ愛されているのですから.「リコリス」がこれからもっともっと広まってもいいですよね.
どこか引っかかる方には,もともとのヒガンバナも「ラディアタ」と言って植えてみてはいかがでしょうか.
以前もこのブログで触れましたが,毒性に注意しなくてはいけませんが,それはスイセンも同じ.決して「猛毒の植物」ではありません.
毒性について改めて書いてみようと少し準備したのですが---.今日は時間がなくなってしまいました.
予告:明日はヒガンバナとスイセンの毒性についてまとめてみます.
問題は分かりやすく書けるかどうか---.頑張ります.