ボケの実を収穫しました.
表面がきれいなものは一つか二つ.残りは皆どこか傷がついていたりあばただったり.
でも香りがよくなってきています.ボケとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 にも「観賞だけではなく、香りのよい果実を使って果実酒やジャムをつくることができます」とあります.香りを基準にもう少し追熟させてから,ボケ酒かボケシロップに挑戦するつもり(途中で,めげなければいいのですが).
ボケは漢字では木瓜(「キウリ」って読みそう.そして,キュウリ/胡瓜と間違えそう). ボケの花言葉,誕生花(英語,季節,時期,実,色,意味) | 花言葉-由来 によれば,
「属名の学名『Chaenomeles(カエノメレス)』は、ギリシア語の『chaino(開ける)』と『melon(リンゴ)』が語源となり、熟した果実に裂け目ができることにちなむといわれます。」
「和名の『木瓜(ボケ)』は、果実が瓜(ウリ)に似ていることから、木になる瓜で『木瓜(もけ)』と呼ばれ、その後『ぼけ』に転訛したともいわれます。」
とのこと.
もともと「果実」をみて,名前がつけられているんですね.
英語名も「Japanese quince(日本のマルメロ)」.マルメロの実と似ているからでしょう.ただし「Flowering quince」とも呼ぶとのことで,花を観賞するための品種であることも認められているようですね.
ボケの花言葉はややかわいそうで,「平凡」.いったい誰が?何も知らない方がいい加減につけたのでしょうかね.美しい花を咲かせる数多くの品種があるのに.元禄期と大正時代の二度の「ボケブーム」があって,数多くの品種が開発されたとのこと.
ボケ,マルメロ,更に果実がこの二つに似ているカリン.これらは皆バラ科ですが,それぞれ別の属だそうです.(カリンは以前はボケ属だったとか)
秋は沢山の植物が実をつける時期.我が家のカキは不作で,二つとっただけで残りの十個ほどはカラスのえさ!今年はキャツラ素早かったです.
赤く色づいてきているのはナンテン.
そして,老木のハッサク.色づくのは先.でも,最近,黄色くなっても中身にみずみずしさがなくって,残念ながらあまり美味しくないんです.