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つばきの実 三つに割れて 神無月(かみなづき ≠ かみなしづき)

 椿の実が三つに割れて種が顔を出していました.

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我が家の椿はすみに追いやられ,冬〜春の一時期を除いて自己主張をあまりしません.させていないという方が正確?

落ちた椿の種はよく見ていましたが,椿の実が樹上できれいに割れている姿を見た記憶がありませんでした.

地味.でも,趣がある.

「椿の実」は秋(初秋)の季語だそうです.

このように割れた姿を俳人たちは愛でてきたのかもしれません.俳句をよく知らない私には想像するだけ---.と思いつつネットで調べてみたら,はじける様子を含めて,多くが樹上の椿の実を詠んでいるようです.

 

なお,椿の花は冬に咲くとの印象がありますが(私だけ?),季語としては春とのこと.確かに3月頃が最盛期かな〜.花が少ない真冬でも咲く種類があるので冬の印象が強い---

 

神無月

かみなづき(かんなづき,かむなづき) →日本国語大辞典小学館):「な」は「の」の意で,「神の月」すなわち,神祭りの月の意か.俗説(!)には,全国の神々が出雲大社に集まって,諸国が「神無しになる月」だからという.

(「かみなしづき」の使用例が奥義抄(1135-44頃)にあるとのこと.「かみなづき」は元々は万葉時代から使われているそうですから,神無月=「神無しになる月」は中世以降の俗説ということですね.でも面白い方が勝ち?