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相模原 障害者 差別 抵抗

司法界の差別的慣行「逸失利益」 「(事故死の賠償についての)過去の判例や和解は,被害者の収入や障害の程度によって加害者に課せられる賠償額に差をつけてきましたが,到底納得できません.不法行為に対する賠償は,当然,公平になされるべきです」「障害者の命を差別してきた司法の慣行を覆さねばなりません.差別の解消に貢献できる判決を勝ち取りたい」 福祉施設での事故で息子を失った松沢正美さん,敬子さん夫婦 東京新聞社説

人間の価値は稼ぐ力か 週のはじめに考える 東京新聞2017年(平成29年)5月21日(日)朝刊 東京新聞:週のはじめに考える 人間の価値は稼ぐ力か:社説・コラム(TOKYO Web) 二年前,東京都内の松沢正美さん,敬子さん夫妻は,十五歳の息子和真さんを福祉施設での…

私どもの息子は,生まれながらの知的障害と視力障害の重複障害者である.幼いときからお宝と呼ばれ,どこにでも連れ回し,おかげで外出とお買い物が大好きな大人に育った.暑い陽射しも雨も構わない.外には彼自身が満たされる世界があり,町の喧噪(けんそう)やさまざまな音を楽しんでいるのだ. / 事件後,中学生になる脳性まひの娘を育てている近所の若い母親は,「これからは娘の外出も考えねば」と言っている.私たちの息子も,新たな世間の厳しい視線を受けることになるのだろうか.鬼塚留美子さん(2) 障害者家族

「生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店」より 相模原事件の根底にあるもの(2) 鬼塚留美子 障害者家族,かしはらホーム(福岡県福岡市)親の会 さらに問題なのは容疑者の優生思想である.何故このような考え方に共鳴したのだろう…

さらに問題なのは容疑者の優生思想である.何故このような考え方に共鳴したのだろうか. / 障害者を子どもにもつ親たちは声高に言わなくとも,一人ひとりと話すと皆一様に,他人よりも身内による悲しい差別に遭っている.葬式に連れてくるな,結婚式に連れてくるな等--- 鬼塚留美子さん(1) 障害者家族 

「生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店」より 相模原事件の根底にあるもの (1) 鬼塚留美子 障害者家族,かしはらホーム(福岡県福岡市)親の会 事件から2ヶ月あまりが経過した.かしはらホームでは,事件の影響も感じられず,い…

小学校の二,三年からインクルーシブ教育が導入されていれば,わたしのように障害者を尊敬する文化が生まれていたはずです. / はじめて事件のニュースに接して,一番驚愕したのは「拘束具」という言葉でした. / 障害者が家にいることはそれほどいけないことですか. / この事件で親族が出て来ないのは,差別以前に金銭的な問題があるのではないでしょうか. 橋本 操 ALS当事者

「生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店」より 当事者・家族・支援者の声 相模原事件で思うこと 橋本 操 ALS当事者 わたしはALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病をもつ重度重複障害者です. わたしがはじめて障害者と出会ったのは十…

事件のはんにんは「障害者はいなくなればいい」という言葉を言っていますが,それはあまりにもひどいとおもいました. なかまが「おなじ考えの人が僕をさがしにくるんじゃないか」と言っているのをきいて,こわくなりました.みんなもこわがっています./ わたしはこれからも,障害者をみんなに知ってもらうために,こうして顔も名前も出していきます.そしてちいきの人たちとのつながりも大切にしていきたいと思っています.今回の悲しい事件をきっかけに,少しでも障害者が安心,安全に地域でくらしていけることを願います.三宅浩子

「生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店」より 当事者・家族・支援者の声 わたしには,夢も生きがいもある 三宅浩子 知的障害当事者,社会福祉法人 夢21福祉会(神奈川県横浜市) わたしは三宅浩子ともうします.四十六さいです.知…

障害のある人たちとの出会いも,ごく自然な形で出会えるのが一番ではあるのですが.小さい頃から分けられた場所でしか生きてこなかった私たちは,出会う機会がないまま大人になって初めて出会うこととなります.果たしてそれでいいのでしょうか? / 重度知的障害をもちながら,久しく自立生活をしている千葉のNH 君のお母さんに,「地域の普通学校で共に過ごしてよかったことは何ですか」と聞いたところ,お母さんは即座に,「人を信じられるようになったこと」と答えて下さいました.相模原施設殺傷事件から 親の思い(2) 宮崎裕美子

相模原施設殺傷事件から 親の思い(2) 宮崎裕美子(みやざきゆみこ) 青森県八戸市在住.障害児を普通学校へ・全国連絡会世話人 福祉労働154 「障害はあっても,普通の子.子供は地域で育つもの」「いつ,誰と,どんな出会いをするかで人生は変わる」 容疑…

「障害はあっても,普通の子.子供は地域で育つもの」「いつ,誰と,どんな出会いをするかで人生は変わる」 容疑者が優生思想に至る前に,気づかせてくれる出会いがなかったのは残念でなりません.相模原施設殺傷事件から 親の思い(1) 宮崎裕美子さん 

相模原施設殺傷事件から 親の思い(1) 容疑者が優生思想に至る前に,気づかせてくれる出会いがなかったのは残念でなりません.出会いとは特別なことではなく,身近な当たり前の日常生活の中にあります.息子には多くの出会いの場を提供したいと思います.…

ドイツで,今(1993〜94年),問題となっていることの一つは,病院や施設の職員が末期や高齢の入所者・患者を大量に殺してしまうことだ,と聞かされた.日本でまずないだろうと思っていた.私のそういう認識は,今回の相模原市の事件で完全に崩れた./ 新しい状況・段階であっても,しかし,そこでなされるべきこと,求められるべきことは,依然として,「母よ!殺すな」という言葉とともに日本の障害者運動が目指し,実現してきたことの延長線上にある.すなわち,それは脱施設化に他ならない.市野川容孝

社会的殺人(2) 市野川容孝(いちのかわ・やすたか) 福祉労働 153 「社会が賛同してくれるはずだった」 バイオエシックスのパーソン論 私が震撼するのは,第一に,彼(相模原障害者施設殺傷事件の容疑者)が自分が行う人間の選別や大量殺人に「社会が賛同…

私が震撼するのは,第一に,彼(相模原障害者施設殺傷事件の容疑者)が自分が行う人間の選別や大量殺人に「社会が賛同してくれる」と確信できたという事実なのである.彼の頭の中では,今回の事件の本当の主体は彼自身ではなく,彼に賛同してくれるはずの社会なのである./私が震撼するのは,第二に,彼の確信のありえなさではない.彼がそう思っても仕方ないと思える現実が,今の日本社会にあるから,震撼しているのである. 市野川容孝  

社会的殺人(1) 「母よ!殺すな」の先にあるもの 市野川容孝(いちのかわ・やすたか) 福祉労働 153 (市野川容孝 いちのかわやすたか 1964年生まれ 東京大学教授 専門は社会学) 今回の事件で,十九名の障害者は一人の元職員の青年によって殺されたのだが…

我々に生存権はないのか! 殺されるのが幸せか! 殺人を正当化して何が障害者福祉か! 「障害者あるいは障害者(児)をもつ家庭は,社会から村八分にされるのであるが,この村八分にすること,施設に入れること,絞め殺すことの三つは全く同根の思想から出ている」横塚晃一さん語録 6

横塚晃一さん語録 6 ある障害者運動の目指すもの 横塚晃一 「母よ殺すな」 生活書房 より 一. 殺される立場から 前回,前々回の続きです 横塚晃一さん語録4 - yachikusakusaki's blog 横塚晃一さん語録5 - yachikusakusaki's blog 〈前回・前々回のやや長い…

ある仲間からは「殺した親の気持ちがよくわかり,母親がかわいそうだ」「施設がないから仕方がない」---- などの意見が出され,これに対し----「我々は我々の立場に立って主張しなければならない.自分の立場を主張できない者にどうして他人の立場がわかり,気持ちを察することができようか」「それらは全て殺した親(健全者)の論理であり,障害者を殺しても当然ということがまかり通るならば我々もいつ殺されるかもしれない.我々は殺される側であることを認識しなければならない」と反論した. 横塚晃一さん語録5  

横塚晃一さん語録5 ある障害者運動の目指すもの 横塚晃一 「母よ殺すな」 生活書房 より 一. 殺される立場から 前回 (母親による障害児殺しを)「悲劇」という場合も殺した親,すなわち「健全者」にとっての悲劇なのであって,この場合一番大切なはずの本人…

(母親による障害児殺しを)「悲劇」という場合も殺した親,すなわち「健全者」にとっての悲劇なのであって,この場合一番大切なはずの本人(障害者)の存在はすっぽり抜け落ちているのである.このような事件が繰り返されるたびに,われわれ障害者は言い知れぬ憤りと危機感を抱かざるを得ない. 横塚晃一さん語録4 

横塚晃一さん語録4 (横塚晃一さんの言葉は,再版された「母よ殺すな」(生活書房)より,今までも何回かこのブログ中に採録してきました. ''考えてみるといいのだろう「自分の友人を,同僚を,両親を.恋人を,夫や妻を『土人』と呼ぶかどうか」について'…

「一緒にいないのが,おかしいよね」 障害のある人だけが通える学校や学級があり,障害がない人と分けられがちです.「みんなちがって,みんないい」とよくいわれますが,それはみんなが同じ場所にいて,一緒に過ごしている中で,違いを認め合うこと.過ごす場所が違うことではないのです. 伊是名夏子 東京新聞 

障害者はどこに? 障害者は四つ葉のクローバー 伊是名夏子 東京新聞 2017年4月9日(日曜日) 新しい出会いの四月.あなたの学校や職場に特徴のある人たち,いわゆる障害者はいますか? 私の子どもが通う保育園には,ぱっと見たところいないし,街なかでも…

相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を刺殺した植松聖被告(27)に接見した./「私の考えと判断で殺傷し,遺族の皆様を悲しみと怒りで傷つけてしまったことを心から深くおわび申し上げます」.被告は,一言確認するように述べ,頭を下げた./しかし,その後「なくなった人に対してはどう思うか」と問うと,沈黙を続けた. 東京新聞2017年4月3日 / 入所者横浜へ転居・やまゆり園取り壊し準備 東京新聞 2017年4月5日

視点 東京新聞 2017年(平成29年)4月3日(月曜日) 相模原事件 植松被告に接見 差別思想変わらぬ印象 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を刺殺した植松聖被告(27)に接見した.接見では遺族へ謝罪する一方,被害者への言及はな…

 障害者を不幸な存在,社会のお荷物と見る考え方は珍しくない.むしろ,ありふれています.私たちの社会は,優生思想を克服していないのです./ 社会保障と財政をどうやって維持するかは日本の最も重要な課題です.しかし,同時に「みなさん安心して生きてください,政府はしっかり支えます」というメッセージを届けないと,弱い人々をお荷物と見る感覚を広げるおそれがあります.それとも財務省や政府は実際に,弱い人々をお荷物と考えているのでしょうか. 原昌平 yomiDr. / ヨミドクター 2017年3月17日

yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)2017年3月17日 より,原昌平記者の記事をそのまま転載させて頂きます. 【3月11日】市民講演会|藤沢市 相模原事件再考(下)「乱暴な正義」の流行が、危ない素地をつくる : Page 2 : yomiDr. / ヨミドクター 津久井やま…

相模原事件の犯行動機は,「障害者はいないほうがよい」とする差別思想でした.それは精神障害の症状として生じるわけではありません.施設で働いていた時の状況,そして弱者をお荷物と見る社会の風潮にこそ,根本的な背景要因があると考えます. 原 昌平 yomiDr. / ヨミドクター 2017年3月10日

yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)2017年3月10日 より,原昌平記者の記事をそのまま転載させて頂きます. 【3月11日】市民講演会|藤沢市 相模原事件再考(上) yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) 神奈川県相模原市の県立津久井やまゆり園で昨年7月に起…

「なぜ障害者児は街で生きてはいけないのだろう.ナゼ,私が生きてはいけないのだろう.社会の人々は障害者児の存在がそれほど邪魔なのだろうか」横田弘さん 朝日新聞神奈川版の記事より

2ヶ月近く前に,朝日新聞神奈川版に掲載された記事を転載します. 前回の東京新聞の考える広場のもの(http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2017/03/21/004730)以上に,ブログに取りあげるかどうか迷った記事です.青い芝の会の活動に当時衝撃を受…

「障害者は厄介な存在かもしれません。でも、厄介じゃない人っていますか?」(DAIGOさん)/「嵩大からたくさんのことを教わって、私の人生は大きく変わりました」(荻野ます美さん)/「被疑者に『障害者はいなくなればいい』と言わしめてしまった社会のあり方について考えさせられました」(小林亜津子さん) 

約半年近く前の東京新聞の記事です. 今までブログに上げなかったのは,お三方,それぞれ発言の中に,どこかしっくりこない部分や違和感を感じていたからです.それが何故なのか? しっかり見極めてから,と思ったのですが----. 未だ解決がついていませんが…

相模原の障害者支援施設でなされた障害者大量殺傷事件は,私たちが誰にどう寄り添っていかなければならないのかを問いかけている. 無意識のうちに障害のある人たちに偏見をもち,彼らを差別し,「優生思想」と「否定的障害感」に不干渉でいる私たちへの警告でもある. 河東田博さん(3) 季刊福祉労働153より

隣人を「排除せず」「差別せず」「共に」生きる 河東田 博 (3)(元施設職員,浦和大学特任教授/元立教大学教授) (季刊福祉労働153 現代書館 より) 施設の本質は1970年代も現在も変わっていない.私たちが今なすべき事は,不審者から利用者を守るために…

娘は一生懸命生きていました.被告に一番言いたいことは,ただただ『私の娘を帰して』ということだけです(相模原知的障害者施設殺傷事件被害者の母による手記)「中学生の時に書き初めで『まま』と書いてから,習字の時間には『まま』『まま』と繰り返し書いていました.母親は,その写真を肌身離さず持ち歩いています」NHK首都圏ネットワーク / 3月13日

「次は,去年7月に相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件についてです」 首都圏ネットワーク - NHK 3月13日 「事件で亡くなった19人の方々, 世話好きで洗濯物をたたむのが得意だった女性. ラジオが大好きだった肌身離さず持っていた男性. 私たちは亡…

入所施設は, ①目に見えない, ②隔離されている, ③変化無く機械的, ④集中管理されている(地域で役割や期待がもてない), ⑤社会との関係がなく保護的, ⑥本人の意思が尊重されず不平等, という非人間的な特異な社会(管理的・隔離的空間) 河東田博さん(2) 季刊福祉労働153より  

「しかし,どんなに努力しても,私達の思いは何故か子どもたちに伝わっていかないような歯がゆさを感じている.いや,むしろ,切り捨ててしまっているのが現実ではないだろうか(元施設職員として入所施設で働いていた当時の手記)」河東田博さん(1) 季刊…

「しかし,どんなに努力しても,私達の思いは何故か子どもたちに伝わっていかないような歯がゆさを感じている.いや,むしろ,切り捨ててしまっているのが現実ではないだろうか(元施設職員として入所施設で働いていた当時の手記)」河東田博さん(1) 季刊福祉労働153より  

隣人を「排除せず」「差別せず」「共に」生きる 河東田 博 (1)(元施設職員,浦和大学特任教授/元立教大学教授) (季刊福祉労働153 現代書館 より) 施設の本質は1970年代も現在も変わっていない.私たちが今なすべき事は,不審者から利用者を守るために…

トリアージ / 選別は人を変える / 同僚や利用者の人たち、その親の生き様から何一つ豊かな関係を拾えなかったほどに、彼の内面がやせ細ってしまったのはなぜ /そこでの体験がそう思わせたのですから、施設の存在を少なからず認めていた私たちにも責任のある話 / 手紙には、一跳びに国家の役に立つ人間に駆け上ろうとする必死さが / 自分も差別的な意識を隠し持っているのではないかと、そのことに気づいていくことの難しさ 戸恒香苗さん 子供問題研究会

「やっぱりゴチャゴチャと一緒に居よう!!」 「ゆきわたり」495号(発行 子供問題研究会)より 第42回子供問題研究会・春の討論集会 子供問題研究会の「春の討論集会」は,今年で第42回を迎えます.そして,この春討と同じぐらい回を重ねた静岡県青部での合…

「大切なのは,命を奪われ,自分では何も語れない被害者を人として扱う裁判にすること.そのためには残された人の立場でなく,亡くなった人の立場で考えてほしい」障害者の権利擁護に取り組む青木佳史弁護士 東京新聞「相模原殺傷 命の重みをどう伝える 被害者、法廷でも匿名か」より

2月24日,各テレビ・新聞(夕刊)のニュース記事/番組は,「相模原殺傷 元職員を起訴」を伝えていました. www.tokyo-np.co.jp 「 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年七月,十九人が刺殺され,二十七人が負傷した事件で,横浜地検は二十四日,…

「障害のある人でいえば,無理に健常な人に合わせる必要はないのです:障害者権利条約第十七条『すべて障害者は,他の者との平等を基盤として,その心身がそのままの状態で尊重される権利を有する』」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(7)   (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 7 ) (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より 「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図」「これまで感じたことのない怖さ」「自分達(障…

「その点(精神障害が本当に原因だったのか)が証明されていない段階にもかかわらず,今回の事件が精神科医療における問題として扱われ,厚生労働省が音頭を取る形で再発防止策の議論が進められていることに違和感がある」「監視の目的が透けて見える『支援』では信頼は得られない」監視より信頼築いて 精神科医 高木俊介さん 東京新聞「共にその先へ 中」相模原殺傷事件・半年

東京新聞 2017年1月28日 朝刊 の記事をそのまま記載します 相模原の障害者施設殺傷事件が,「共生」を掲げる社会に与えた衝撃は大きい.事件は私たちに何を問い掛けるのか.私たちは事件から何を学ぶべきなのか.有識者に聞いた. 負の感情 隠さぬ社会 作家 …

「それ(=優生思想的な発想が生まれる土壌や,市場原理主義が生むさまざまな破綻といった事件の背景)を抜きに措置入院制度がどうとか,施設の防犯対策がどうということだけでは,少しも根本問題に入っていけません.」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(6)   (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 6 ) (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より 「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図」「これまで感じたことのない怖さ」「自分達(障…

「生産性,経済性,効率,速度といったものが,いつからか人間の価値を計るバロメーターになってしまいました」「そのなかで障害者に向けられるまなざしとはどのようなものか.彼の障害者観は,そうした価値観に少なからず影響を受けているように思います」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(5)  (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 5 ) (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より 「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図」「これまで感じたことのない怖さ」「自分達(障…

「社会の底が完全に抜けてしまった」負の感情 隠さぬ社会 作家 高村 薫さん 東京新聞「共にその先へ 上」相模原殺傷事件・半年

東京新聞 2017年1月27日 朝刊 の記事をそのまま記載します 相模原の障害者施設殺傷事件が,「共生」を掲げる社会に与えた衝撃は大きい.事件は私たちに何を問い掛けるのか.私たちは事件から何を学ぶべきなのか.有識者に聞いた. 共にその先へ 上 負の感情 …

「(共に生きるとは)障害者が学校のクラスにいる,同僚や部下や上司に障害者がいる,家に帰れば,隣には障害者が住んでいると言うことだと思うんです.今はほとんどそうなっていないじゃないですか」渋谷治巳さん  朝日新聞神奈川版2017/1/29 (長すぎる付録:「節分について」)

朝日新聞2017年(平成29年)1月29日神奈川版 「共に生きる やまゆり園事件から半年 3」 の記事をそのまま記載します. 語り手は渋谷治巳(しぶやはるみ)さん. (渋谷さんの意見については,以前,1月15日のブログでは,ご出演したNHK首都圏ネットワーク…

「障害がある人とない人,見守る人と背ける人,容疑者と私,その違いとは一体なんなのか?19のひとつひとつきらめく魂に,『あなたは一体どういう人として生きていくの?』と問いかけられている気がします」 “『19のいのち』寄せられた思い” NHK総合首都圏ネットワーク

『19のいのち』寄せられた思い 1月30日(月)NHK総合 午後6時10分~ 午後6時52分 首都圏ネットワーク 首都圏ネットワーク - NHK 先週私たちは,相模原市の知的障害者施設津久井やまゆり園で起きた殺傷事件で亡くなった19人の方々の人柄やエピソードを,…

「個々に理性が求められ, 社会的には法的な規範など,社会的なシステムとしてこれ(優生思想的発言)を抑制する仕組みがつくられているのです. 個々にも社会的にも,絶えず戒めあうことが重要です」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(4)  (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 4 ) (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より 現代の日本社会を投影した事件 障害当事者の声 「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図…

相模原市の知的障害者施設津久井やまゆり園で,46人が殺傷された事件から今日で半年となります.私たちは,ウェブサイトウェブサイト「19のいのち」を開設しました  “障害者殺傷事件 半年 懸命に生きた19人”NHK総合首都圏ネットワーク

「障害者殺傷事件 半年 懸命に生きた19人」 1月26日(木)NHK総合 午後6時10分~ 午後6時52分 首都圏ネットワーク www4.nhk.or.jp 相模原市の知的障害者施設津久井やまゆり園で,46人が殺傷された事件から今日で半年となります.私たちはこの事件をどう…

「(事件に分け入って)まず第一に,この事件にかかわる問題として,優生思想の観点を挙げたい」」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(3)  (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 3 ) 現代の日本社会を投影した事件 障害当事者の声: 「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図」「これまで感じたことのない怖さ」「自分達(障害当事者)に刃先が向…

ビートたけしさんの衰えぬ鋭い一言「(トランプ氏率いる『世界の警察官ではない』米国は)世界の『暴力団』になるんだろう」布施広の地球議 毎日新聞 / 平和の扇動者チャップリンの笑いの力「この(『独裁者』ラストの)演説が世界に響き渡った頃,希代の演説家ヒトラーの演説は激減していった.--- 笑いものにされたことで,強力な武器だった『イメージ』を失ってしまったのだ.メディア上で両者の闘いは,リアルな戦場よりずっと先に始まり,ずっと先に終わっていた」大野裕之さん 笑い命さざめく 東京新聞夕刊

ビートたけしさん & チャップリンについて語った新聞記事二つを掲載します.1週間以上前のものですが---. 明日のトランプ新大統領の就任を前にして. まだまだ弁舌鋭いビートたけしさん http://mainichi.jp/articles/20170113/ddm/007/070/025000c 布施広…

障害者を否定し,消し去ろうとする考え持っているのは本当に相模原障害者施設殺傷事件の容疑者だけなのか?」脳性マヒのため,生まれたときから思い通り体を動かすことができない渋谷治己さんの問いかけ NHK首都圏ネットワーク

1月12日(木) 障害者はいない方がいいのか? (映像:「障害者施設殺傷事件」現場) 相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件から5ヶ月あまり. (映像:公聴会) おととい,施設の建て替えについての公聴会が開かれました.会場に一人の障害のある男性…

「事件後の対応や関連する動きがあまりに不可解」「本質的な問題を内包しているように思います.あのような大事件で被害者の実名を伏せるということは,社会通念としてありえないのではないでしょうか」「こうしたあつかいは,死んでからも続く差別と言っていいのではないでしょうか」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(2) (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために. 藤井克徳 ( 2 ) 日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(1) 現代の日本社会を投影した事件 障害当事者の声 ・「怖い」という声:中でも,元職員が容疑者だった事 ・優勢思想…

「この事件は現代日本社会の投影であり,障害者問題の縮図」「これまで感じたことのない怖さ」「自分達(障害当事者)に刃先が向けられている感じ」「これでまた精神疾患者への偏見が増すのではないか」藤井克徳さん ''日本社会のあり方を根本から問い,犠牲者に報いるために''(1)  (生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 大月書店)より

「2016年7月26日未明に,神奈川県相模原市の障害者入所施設「津久井やまゆり園」で起きた障害者殺傷事件は,国民全体に大きなショックを与えました」 「事件の基本的な性格は,『障害者の基本的人権・生存権の否認』ということにあります」 「本書は,こう…

「大丈夫じゃないときは,大丈夫じゃないって正直に言う.わかった?」鷹子(薬師丸ひろ子)「店も今まで通り.バアちゃんに店番してもらう.いっしょに転がり続けよ」日出夫(吉岡秀隆) 富士ファミリー2016.そして今日1月3日の富士ファミリー2017が楽しみです.

2017正月「富士ファミリー」が帰ってきます.2016富士ファミリーをおさらいしてみましょう. www.nhk.or.jp NHKのあらすじ | 新春スペシャルドラマ 富士ファミリー2017では 富士山のふもとにある小さなコンビニ「富士ファミリー」の、評判の美人三姉妹。しっ…

千原ジュニアさん「やっぱり青コーナー背負うっていうことじゃないですかね.チャレンジャーであり続けるというね」('今モハメドアリについてどう考える?' と問われて)NHK総合クローズアップ現代+ 「モハメド・アリ “史上最強伝説”の真実 」より

モハメッド・アリが亡くなった今年2016年.最後のブログを彼への追悼で締めくくりたいと思います. NHK総合クローズアップ現代+ 「モハメド・アリ “史上最強伝説”の真実 」(No. 3820 2016年6月13日(月)放送 出演者 千原ジュニアさん(芸人)高橋源一郎さん…

昔みたいな存在を否定したりとかそういった気持ちはなくなりましたという田中由佳さん:「丸ごと和哉は和哉だし,できないことも含めてかわいいし」「いなくなれば良いって思っても,いて欲しいし,殺したくないって言うか愛しているし,非常にそこら辺は矛盾している感情が両方あるんですよね」 NHK総合「NEXT 未来のために」私は当事者だった〜障害者殺傷事件が問いかけたもの(3)

www4.nhk.or.jpk.or.jp私は当事者だった〜障害者殺傷事件が問いかけたもの(3) 番組紹介「相模原の施設で、障害者19人が殺害された事件から4か月。花を手向けに訪れる人が絶えない。容疑者の「障害者はいなくなればいい」という言葉に憤り、苦悩する人々を…

事件をきっかけに,心の奥にあった感情に気づいたという元施設職員の國𠮷瞳さん:福祉の仕事は離れても障害のある人への思いを忘れずに生きていくつもりです. NHK総合「NEXT 未来のために」私は当事者だった〜障害者殺傷事件が問いかけたもの(2)  横塚晃一さん語録3「他の人 — 同じ人間の身体から出てきた者 — がそうであるように,それぞれの地域に住み,自分自身の生活を営むということが原則となるべきであると思う」

www4.nhk.or.jp私は当事者だった〜障害者殺傷事件が問いかけたもの(2) 番組紹介「相模原の施設で、障害者19人が殺害された事件から4か月。花を手向けに訪れる人が絶えない。容疑者の「障害者はいなくなればいい」という言葉に憤り、苦悩する人々を追う 「…

匿名の命に生きた証を (3)  19人の命が奪われた相模原障害者施設殺傷事件,県警は犠牲者を匿名で公表しました.そのことに疑問を投げかける人たちがいます.今殺された19人がどんな人生を送っていたのか,関わりのあった人たちを訪ね,記憶に残そうとしています.「(北島三郎の湯飲みを)二つ持ってきて,これ先生に一つあげるよって言って.----いまだに使ってんだけど,これが遺品になっちゃってよ」元職員 細野秀夫さん NHK Eテレ+東京新聞

シリーズ相模原障害者施設殺傷事件 第1回 匿名の命に生きた証を(3) NHK Eテレ 2016年12月6日(火曜)午後8時00分〜8時29分 再放送2016年12月13日(火曜)午後1時05〜1時34分 http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201612062…

匿名の命に生きた証を (2)  19人の命が奪われた相模原障害者施設殺傷事件,神奈川県警は遺族が望んでいないことを理由に犠牲者を匿名で公表しました.そのことに疑問を投げかける人たちがいます.事件が起きた施設の元職員の二人です. 今殺された19人がどんな人生を送っていたのか,関わりのあった人たちを訪ね,記憶に残そうとしています.「19名の方々を無駄死にさせないというんですか,そういうなかった歴史に追い込むようなことはないようにするために,一つの手立てではないかな,と」元職員太田さん NHK Eテレ+東京新聞

シリーズ相模原障害者施設殺傷事件 第1回 匿名の命に生きた証を(2) NHK Eテレ 2016年12月6日(火曜)午後8時00分〜8時29分 再放送2016年12月13日(火曜)午後1時05〜1時34分 http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201612062…

「---本当は一人一人の名前があって,人生があって,家族があって,仲間がいて,いろんな人とつながって生きてきた.そこがかき消されて--」 見形信子さん(障害者の自立を支援するNPOで事務局長,自ら筋力が徐々に低下する難病と闘っている) NHK総合「NEXT 未来のために」私は当事者だった〜障害者殺傷事件が問いかけたもの(1)

www4.nhk.or.jp番組紹介「相模原の施設で、障害者19人が殺害された事件から4か月。花を手向けに訪れる人が絶えない。容疑者の「障害者はいなくなればいい」という言葉に憤り、苦悩する人々を追う 「障害者はいなくなればいい」-相模原の障害者施設で19人を殺…

匿名の命に生きた証を (1) 19人の命が奪われた相模原障害者施設殺傷事件,神奈川県警は遺族が望んでいないことを理由に犠牲者を匿名で公表しました.そのことに疑問を投げかける人たちがいます.事件が起きた施設の元職員の二人です. 今殺された19人がどんな人生を送っていたのか,関わりのあった人たちを訪ね,記憶に残そうとしています.「匿名発表ということで記号としてしか処理されていない.一人ひとりの人生,それが封印されている」元職員 西門さん  NHK Eテレ

シリーズ相模原障害者施設殺傷事件 第1回 匿名の命に生きた証を(1) NHK Eテレ 2016年12月6日(火曜)午後8時00分〜8時29分 再放送2016年12月13日(火曜)午後1時05〜1時34分 http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201612062…

NHKBS映像の世紀プレミアム「世界を変えた女たち」はヒラリーさんとマララさんのスピーチで締めくくられました.平等の理念の確立・女性やマイノリティーの権利を求める世紀に残る名演説です.

12月3日NHKBS,映像の世紀プレミアム 第3集「世界を変えた女たち」が放映されていました.残念なことに,この放映に気づかず,後半の30分ほどを見ただけ. NHKドキュメンタリー ちょうどベラ・チャスラフスカさんが表彰台でソ連の国旗に顔を背ける場面から…

上野千鶴子さん語録2 「相模原事件の加害者は,自分が弱者になることに想像力を持たなかったのだろうか?自分がケアする側から,ケアされる側に廻る可能性を.----自分自身が呼び掛けられても反応できなくなったとしても,安心して生かしてもらえることを期待しなかったのだろうか?」 横塚晃一さん語録2「(子殺しの母は)『この子はなおらない.こんな姿で生きているよりも死んだ方が幸せなのだ』と思ったという.なおるかなおらないか,働けるか否かによって決めようとする,この人間に対する価値観が問題なのである」

''上野千鶴子 障害者と高齢者の狭間から(現代思想 緊急特集相模原障害者殺傷事件)''より 上野千鶴子 (@ueno_wan) | Twitte 弱者への想像力 相模原事件の衝撃は,加害者の残忍さや大量殺人の規模だけでなく,この社会が臭いものにフタ,で押し隠してきた障…

''考えてみるといいのだろう「自分の友人を,同僚を,両親を.恋人を,夫や妻を『土人』と呼ぶかどうか」について'' 中島京子, ''(私自身)自分より重い障害の人を見れば「私はあの人より軽くて良かった」と思い----なんとあさましいことでしょう.'' 横塚晃一

時代の風 差別とは何か=作家・中島京子 毎日新聞2016年11月20日 東京朝刊 差別とは何か 「私たち」の視点が必要 作家・中島京子 時代の風 毎日新聞2016年11月20日 東京朝刊 ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161120/ddm/002/070/052000…

「今回の(相模原障害者殺害)事件は、単に用意されていた導火線に火が付いただけなんだと感じたんです」「被害者が生きてきた何十年という人生がないことになってしまう。東日本大震災の犠牲者は未来永劫記憶に残るけど、今回の被害者は残らない。思い出すことで事件を検証できることもあるのに」 衆院議員・野田聖子さんに聞く AERA2016年11月7日号

障害者と共生する④ 衆院議員野田聖子「障害児の息子がくれたもの」 「かわいそう」の言葉 不要感が漂う 衆院議員・野田聖子さんに聞く AERA 2016年11月7日号 30頁 朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:AERA — 今年7月、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やま…