新聞・雑誌・本

「好き放題言い,----あまりにひどいですね.自分の人生,起こした事件に真剣に向き合うときですよね.あなたはあまりにも幼い」「痛いという言葉が言えなかったのですが,さぞ痛かっただろう」「判決は通過点に過ぎません.このような出来事が二度と起きないよう,事件を語りつづけることが,被害者家族の使命と考えています」「私,心をとざしてしまいました.それでも娘のことを言いたいのです.娘の笑顔はたくさんの人を幸せにしてくれました.」相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述2

相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述 2 東京新聞 2020年2月13日朝刊より 【殺害された女性=当時(六〇)=の弟】 植松聖さんに死刑を求めます. 人が亡くなり,刃物で重傷を負い,職員,家族,世の中の人が心に大きな忘れられない傷を負って生きて…

「四回目のお正月が過ぎたのに,年賀状が書けません.“おめでとうございます”だけはどうしても」「箱根駅伝を見て一緒に笑いながら過ごす時間はとても幸せでした」「分かったのは,被告人が,息子が誰か,どんな子なのか分からないのに,刺してしまったことだけでした」「大変なときもありましたが,苦労と不幸は違うのです」殺害された男性の母 / 「『不幸をつくる』存在だと言いますが,そんなことはありません.私や周囲の人を人間的に成長させてくれました」殺害された男性の姉// 相模原殺傷 遺族らが意見陳述1

相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述 1 東京新聞 2020年2月13日朝刊より 【殺害された男性=当時(四三)=の母】 息子が亡くなって四回目のお正月が過ぎたのに,年賀状が書けません.「おめでとうございます」だけはどうしても書けません. 息子は…

一人ひとりに価値がある 寺町東子(新聞を読んで/東京新聞 ): 「国の借金が減る」「社会の役に立ちたい」「『重度障害者を殺す』と言ったとき,一番笑いをとれた」「半分以上の人に同意や理解を示してもらった」美容整形や衆議院議長への手紙など,被告人が他者からの承認を強く求めていたことがうかがわれる.事件以前に,一人の人として大切にされてきたのだろうか.ありのままに受け入れられた経験はあるのだろうか.続く公判に注目したい. +東京新聞 相模原殺傷事件公判 2月 13日⇒2月 7 日

一人ひとりに価値がある 寺町東子 東京新聞 新聞を読んで 2020年2月9日朝刊 二〇一六年七月,相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者十九人が刺殺され,職員二人を含む二六人が負傷した事件の裁判員裁判が一月八日,横浜地裁で始まった. 被…

 近代的な社会がつくられたとき,感情を知性で再検証する態度を人々に求めた.最近では,この精神的態度は崩れてきているように感じる.感情は必ずしも悪いものではない.問題は,根拠もなく他者を攻撃する感情や,政治目的で国民感情をあおる政治がはびこっていることにある.こういう時代をつくりだしたのも,近代社会のあり方なのだと思っている.感情と知性のバランスが保たれ,感情が他者への温かさをつくるような社会.それは,結び合う社会のなかで成立するものである.内山節 東京新聞 時代を読む

感情の危険な独り歩き 内山節 東京新聞 時代を読む 2020年2月9日 朝刊 物事を判断するとき,私たちは感情でするときと,知性で判断するときとがある. たとえば新型肺炎ウィルスのニュースをみて,とりあえず怖いと感じるのは感情による判断だし,様々な情…

2020年2月6日 相模原殺傷事件 被告人に直接質問 遺族「何も得られず」/謝罪「本当の気持ちか」// 1月28日 園での勤務経験が影響か 植松被告が主張/「暴力はない」やまゆり園長/犯行一方的思い込み//1月27日「匿名審理,問題を象徴」と主張//1月27日「施設入所 負担の証拠」//1月25日被告,正当化延々と持論/被害者家族「あきれた」「責任能力を争うのは間違っていると思います」「大麻の話をもう少し」// 1月24日 背景に「金欲しい」植松被告犯罪と認識 東京新聞 被告人質問関連記事まとめ

相模原殺傷事件公判被告人質問 これまでのまとめ 東京新聞2020年2月7日⇒1月23日 ▽2020年2月7日 朝刊 相模原殺傷 犯行、両親から制止 差別思想、幼少期からか 東京新聞:相模原殺傷 犯行、両親から制止 差別思想、幼少期からか:社会(TOKYO Web) 相模原市…

震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる( 兵庫県などのまとめによると,阪神淡路大震災により,6434人が亡くなり,3人が行方不明.重軽傷者は4万3792人.観測史上初の震度7を記録し,住宅被害は全壊・半壊が計約25万棟,一部損壊が約39万棟に上り,経済被害は約9兆6千億円に達した).//災害復興住宅 高齢化率は過去最高の53.7% .一般県営住宅に比べると約1・4倍高い比率になっている.独居死は75人,過去2番目の多さ.年齢は46~94歳で,発見までに1~2カ月かかったケースもあった. 神戸新聞

震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる 神戸新聞NEXT|連載・特集|阪神・淡路大震災|震災25年目|震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる まぶたを閉じれば,在りし日の面影が浮かぶ.6434人が亡くなり,3人が行方不明となった阪…

どうして今,名前を公表したかというと裁判の時に「甲さん」「乙さん」と呼ばれるのは嫌だったからです.話しを聞いた時にとても違和感を感じました.とても「甲さん」「乙さん」と呼ばれることは納得いきませんでした.ちゃんと美帆という名前があるのに.「美帆は一生懸命生きた」 相模原殺傷事件 美帆さんの遺族手記全文 毎日新聞//読売新聞オンライン//NHK特設サイト「19のいのち—障害者殺傷事件—」亡くなった19人それぞれのエピソード

「美帆は一生懸命生きた」 相模原殺傷事件 美帆さんの遺族手記全文 毎日新聞2020年1月8日 03時02分(最終更新 1月8日 06時10分) 「美帆は一生懸命生きた」 相模原殺傷事件 美帆さんの遺族手記全文 - 毎日新聞 相模原殺傷事件で犠牲になった女性(当時19歳)の…

生産性がないと存在しちゃいけないという空気が社会にあり,「いつかこんな事件が起きる」と予兆のようなものを感じていました.マイノリティー性や弱者性がある人は,特権を得ているように見られている.かたや苦しいのに何の支援も受けられないと感じている人がいる.全員が「負けたら死ぬ」というゲームに強制参加させられている状況です.ゲームの怖ろしさを自覚すれば,そこから降りたり引いてみたりできます.競争の怖さ 自覚を 雨宮 処凜さん 相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞

競争の怖さ 自覚を 作家 雨宮 処凜さん(44) 相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞 2019年12月27日(金) 生産性がないと存在しちゃいけないという空気が社会にあり,心のどこかで「いつかこんな事件が起きる」と予兆のようなものを感じていました. 周…

植松聖被告の考えと我々が思ってしまっていることの間に,そう距離はない.事件の根には「社会に対する無駄な危機感」があります.「世の中が悪くなる」という話が本当なのか問わねばなりません.優生思想を根絶できなくても,弱くすることはできます.してはならないことがあることは認めさせる.同時に漠然と抱いてしまっている不安・危機感に対して冷静になり,考え,落ち着く.両方が大切と考えます.誤った危機感 検証を 立岩慎也さん /相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞

誤った危機感 検証を 社会学者 立岩慎也さん(59) 相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞 2019年12月26日(木) 人を殺傷してしまったのは特異ですが,植松聖被告(29)の考えと我々が思ってしまっていることの間に,そう距離はない. 事件の根には「社会…

相模原市「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件で,来年始まる被告の裁判は,被害者のほとんどが記号で呼ばれる.尾野剛志さん「差別意識が残る中で,家族の心も傷ついてしまったところがあるのだろう」.県警は事件当日殺害された十九人を匿名にし性別と年齢だけを発表した.「差別的な扱いではないか」「匿名では殺された人がどういう人物か見えない」.匿名発表を巡る論争が起きた.平野康史さん「利用者本人の存在が無視されている.彼らがいなかったことと同じ」差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊦ 東京新聞

差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊦ 匿名審理 事件語れぬ遺族 「親の怒りはみんな同じ」 東京新聞2019年12月28日(土曜日) 殺害された人は「甲A」「甲B」---. けがを負わされた人は「乙A」「乙B」---. 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」…

「津久井やまゆり園」で入所者十九人を殺害した植松聖被告は元職員だった.なぜゆがんだ思いを募らせ,犯行に至ったのか.「どうして気持ちを止められなくなったのか,本当に分からない」と入倉園長.被告と手紙でやりとりを続ける最首悟さん「介護が楽だといえるのは,彼が本気で介護の仕事をしていなかった証拠」と指摘.障害者支援に携わる岩坂正人さん「相手と関係を築き意思が通じたとき,仕事の喜びが生まれる.彼にはそんな体験がなかったのではないか」差別の深淵「やまゆり園」公判を前に㊥ 東京新聞

差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊥ 障害者に本気で向き合わず 介護の仕事「楽だった」 東京新聞2019年12月27日(金曜日) 「津久井やまゆり園」で入所者十九人を殺害した植松聖被告(二九)は,施設で三年余り働いた元職員だった.それなのに,なぜ障…

「意思疎通がとれない人は居てもらっては困る」.植松聖被告(二九)は,裁判員裁判でどうしても訴えたいことを尋ねた際に,これまで通りの発言をくり返した.接見したのは十一日.長男が重度の自閉症という神戸金史さん.今年二月の最後の接見では「すぐに安楽死させるべきだった」と強弁した.「感情がこもった言葉で,憎悪を感じた」.ノンフィクションライター渡辺一史さん「自分の説を堂々と展開すればいいのに,当初の発言と比べて熱がないと感じる」 差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊤ 東京新聞

差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊤ 強弁,ゆらぎ--- 見えぬ本心 幼少期,家族 接見に語らず 東京新聞2019年12月25日(水曜日) 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で,入所者十九人が殺害され,職員を含む二十六人が負傷した事件から三年余…

今年を象徴するのは,桜を見る会をめぐる一連の出来事だという気がしてくる. 権力が腐敗するということを立証する出来事だったからである.税金や権力を私物化しても平気な人々が,日本の政治を握っている.扇動型の腐敗政治の象徴が,桜を見る会をめぐる一連の出来事のなかにも表れていた.一緒に社会をつくっているメンバーとして自然という他者を見ることがなくなった時代は,他の人々という対等の他者も見失わせた.権力者の「扇動ゲーム」内山節 東京新聞 +藻谷浩介「時代のあらし」19/12/22

権力者の「扇動ゲーム」 時代を読む 内山 節 東京新聞12月22日朝刊 何かを判断しなければいけないとき,私はよく,自然はこの問題をどう思っているのだろうかと考える. 自然は原発を推進して欲しいと考えているのか.温暖化や,今の世界のあり方を,自然は…

東京新聞大図解シリーズ(世界に広がる生卵の食文化)はじめの記事の見出しは「日本は世界2位の卵消費大国」.そして,メキシコが世界1位! 知りませんでした.日本の第2位という順位は,この15年間ほぼ変わらず,2013年のみ3位.メキシコの卵料理としてはウエボス・ランチェロスが有名で,一般の英語辞典にも掲載されています.しかし,もちろん他にもたくさんの卵料理が食べられているようです.

先週日曜日の東京新聞「世界と日本 大図解シリーズ」は,題して「世界に広がる生卵の食文化」. 東京新聞電子版 冒頭の紹介の文章は: 卵かけごはん,すきやき,月見そば—.日本には卵を生で食べる食文化があります. 卵を生で食べたことがなかった外国人観…

映画『ジョーカー』は,単なるヒット作にとどまらず,賛否両論の感情的な反応を沸き起こしている.争点は主人公・アーサーのような貧困独身男性「インセル:不本意の禁欲主義者,非自発的独身者(involuntary celibate)」が抱える問題だ.事態は深刻である. 格差問題が経済や社会的地位のみならず,恋愛・結婚をめぐる「人間関係格差」であることの証左だからだ.// 人間関係格差の時代 映画『ジョーカー』が提起した課題 水無田気流 東京新聞

社会時評 水無田気流 人間関係格差の時代 映画『ジョーカー』が提起した課題 東京新聞2019年11月26日(火曜日)夕刊 ハロウィーンの日,勤務先の国学院大学がある渋谷の街で,今年は白塗りの顔にスーツ姿の『ジョーカー』のコスプレが目についた.周知のよう…

アメリカ大統領選では,(ものの考え方でも)支配してきた階層への批判が強かった.トランプこそが心情を肯定してくれる人.支持が強固な理由のひとつに,自己肯定への強い要求がある.このような心情が世界を動かしはじめている.自分の方だ正しいと思う人々の自己肯定欲求によって政治潮流も生まれ,この潮流を支持した人たちは,誤りを認めようとしない.孤立した生き方がひろがる社会では,他者から尊重されていないと感じる人が増える.そのことが自己肯定感を求める人々をふやしていく.内山節 東京新聞

時代を読む 内山 節 「自己肯定欲」が動かす政治 東京新聞 2019年11月17日 この二十年くらいの間によく使われるようになった言葉に「自己肯定感」がある. 自己肯定感をもてないとか,どうしたら自己肯定感を取り戻せるのかというような使用されることが多い…

SNSは「正義の言葉」であふれるようになった.学習を経て『正義の言葉』にたどりついた // 「ローカルな人たちは,自分の価値観や利益が脅かされることに不安だから凶暴化している.だけど,この逆風は主流じゃないと信じています.一昔前の男子中学生の象徴は坊主頭でしたが,今は違う」//あらゆる物事には深刻さと滑稽(こっけい)さが同居していると考えているので //鴻上尚史さんに聞く 「息苦しいこの国」で生き抜くには 世界はいい方向に進んでいる  毎日新聞

毎日新聞 特集ワイド 作家・演出家 鴻上尚史さんに聞く… 「息苦しいこの国」で生き抜くには 世界はいい方向に進んでいる 「ローカルな人たち」は凶暴化 毎日新聞2019年10月28日 東京夕刊 作家・演出家の鴻上尚史さん(61)は,ギャグに満ちあふれた芝居や…

一 バラのつぼみの上の雨粒 二 子猫のヒゲ --- この歌にならい井上は,好きなものを選定し恐怖を乗り切ったという.「大根おろしをのせた炊きたての御飯」--- 日常を断ち切ろうとするものに抗するには,大きな夢や理念はいらない.「井上ひさしの恐怖対処法」東京新聞10月28日夕刊.その通りですね.ただ,例えば,身近な愛する人を失うといった大きな悲しみに対しては? 大好きなマリアが一度トラップ家を去ったとき,子供たちはこの歌を歌ってみますが元気が出ません.

「映画サウンド・オブ・ミュージック/わたしのお気に入り(My favorite Things)」と「井上ひさし/自分のすきなもの」 東京新聞のコラム,大波小波(10月28日夕刊)「井上ひさしの恐怖対処法」は,井上ひさしさんのエッセイをとりあげ, 「日常を断ち切ろう…

「株主の利益優先」は,アメリカ最大規模の経済団体「ビジネス・ラウンドテーブル」が宣言したideologyだったそうです.そして,その方針の変更が,今年8月に発表されました. 「今後は利益を生むこととともに、社会的責任を果たすことにも注力すべきだ」と.この方針変更と軌を一にした日本の動き;「中小企業人本(じんぽん)経営プログラム」を報じた東京新聞の久原 穏氏の記事と,この方針変更を報道した三つの記事を載せておきます. 少しは経済のことを理解する手がかりにするために.

「会社では株主の利益が最優先される」とかなり以前から言われていたと思います. 経済のことは,全くと言っていいほど知りません.とりわけ,現在の企業活動が,どのような経営理念の元に運営されているのか? そしてその根拠は何か?などについては. 冒頭…

や座5 「ヘーラクレースの矢」:や座の星座物語としては「アポローンの矢」より広く知られている物語.ヘーラクレースは,ティターンのプロメーテウスを痛めつけるために放たれていた鷲を,その矢で殺しました. 鷲と矢は,隣り合わせに天に置かれ,わし座とや座になりました.殺された鷲は,「カウカーソス(コーカサス)の鷲」と呼ばれています.ティターン・プロメーテウスの永遠に再生し続ける肝臓をついばむように,ゼウスによって送り込まれた巨大な鷲です.プロメーテウスは神々から火を盗んだことをとがめられ,カウカーソス山の頂上に

ギリシャ神話では,や座の矢の持ち主とされているのは,とてもよく知られた弓の名手二人. アポローンとヘーラクレースです. 星座図鑑・や座 「アポローンの矢」とこの星座物語に登場する人物については,3回にわたって取り上げました. http://yachikusak…

とても緊張しています.幸せな瞬間です. //受け入れてくれる理由は何もありませんでした.しかし,心の底から歓迎してくださり,応援し続けてくれました.//誇れることは,2001年から2019年の最後まで日々の難題を克服し,情熱を持ち続けられたことです.//Now, let’s play baseball.(拍手/歓声)(Ichiro! Ichiro! Ichiro! Ichiro! Ichiro!-----) //イチローのスピーチ NHK& The Seattle Times

Ichiro Celebration Weekend でのイチローのスピーチ (翻訳 NHKBSワースポMLB 2019.9.15) https://twitter.com/Mariners/status/1155304396651147264 https://www.seattletimes.com/sports/mariners/thank-you-seattle-now-lets-play-baseball-ichiro-deli…

ゴミ問題の記事二つ(東京新聞) 一つ目は私を多いに励ましてくれました.[1]「本音のコラム」 プロの仕事 斎藤美奈子  思わぬものにハマってしまった.片づけや掃除の専門会社がアップしたいわゆる「ゴミ屋敷」を片づける動画である---.// 二つ目は,私を,ただただ,やりきれない気持ちにさせる記事.[2]環境相「原発処理水 放出しかない」 漁業者反発「軽々で不快」 原田義昭環境相が東京電力第一原発の処理水について海洋放出しかないと発言したことを巡り,福島県内の漁業関係者や識者からは「軽々な発言だ」---

ゴミ問題についての記事が 東京新聞朝刊(2019年/令和元年 9月11月 水曜日),二つ掲載されていました. 一つは,私を大いに励ましてくた,次の記事. [1]「本音のコラム」 プロの仕事 斎藤美奈子 思わぬものにハマってしまった.片づけや掃除の専門会社…

トランプ大統領とヘイトクライム 相模原施設殺傷事件は,2016年,アメリカ大統領選挙キャンペーン中に起きた事件でした.「ニュースが始まりです」「トランプ大統領は,真実を話していると思いました」(植松被告) 大統領の言動とヘイトクライムの関連性がアメリカでも指摘されています.「ヘイトクライム統計値」によれば,トランプ大統領が就任した2017年に起きた事件は,ほぼ全ての偏見カテゴリーで2016年より増加していました.このような「トランプ効果」を「証明できた」とする論文も現れています.

海外のニュースのはあまり神経が届かないのですが,「トランプ大統領の言動が『ヘイトクライム』とどのような関係があるのか?」には,かなり大きな関心を持っています. 今日は,新聞・ネットの記事を交えて,「トランプ大統領の言動とヘイトクライム」に関…

植松聖被告と接見.礼儀正しく言葉づかいも丁寧だが,問題を掘り下げようとするといら立ちをみせ感情をあらわにする.意思疎通のとれない障害者が日本の財政難をはじめ,さまざまな問題の根源であると説く.しかし節約できたとしても財政難が解決するわけではない.「ムダ遣いの犯人」を探しては,バッシングを浴びせる姿勢が本当の英知とは思えない.そう語りかけようとする時のいら立ちはいっそう激しく声を荒げる.もう一つ,彼が向き合おうとしない事実.彼は『安楽死』という言葉を間違えて使っている.渡辺一史 7月26日 東京新聞夕刊

相模原障害者殺傷事件から3年 直視しない二つの事実 渡辺一史(ノンフィクションライター*) 東京新聞 6月26日夕刊 2016年に相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件から26日で3年になる. 筋ジストロフィーの男性を追った「こんな夜更けにバナナかよ」の著者…

やまゆり園 私も祈る 殺傷事件 3年  脳性マヒで生まれつき歩行が困難な東京都中野区の和田拓也さん.この3年月命日の献花を続けている.「障害者はいなくなればいい」植松聖容疑者の言葉が頭から離れなくなった. 通勤時にはすれ違う人たちから,冷たい視線を向けられているような感覚になり,居てもたってもいられず,その週末,初めて献花に訪れた.事件後は,障害者が積極的に街へ出ることが理解につながると考えるようになり,好きなアイドルのコンサートにも通う.読売新聞 7月26日夕刊

やまゆり園 私も祈る 殺傷事件 3年 都内の障害者 月命日に献花 読売新聞 7月26日 夕刊 知的障害者19人の命が奪われた「津久井やまゆり園」(神奈川県相模原市)の殺傷事件から26日で3年. 脳性マヒで生まれつき歩行が困難な東京都中野区の和田拓也さん(26…

相模原殺傷事件3年 共生への取り組み(2) 障害者も,好きな場所で,社会参加をしながら生きられるように─. そんな理念の元,施行された障害者総合支援法では,常に介護を必要とする在宅の重度障害者に対し,公費負担でヘルパーを派遣する「重度訪問介護」の対象が,知的障害などにも拡大された.重い知的障害がある小林利之さんは,地元のNPOどのサポートを受け,05年から一軒家で「一人暮らし」をしている.生活を続けるうちに,できることが増えた.掃除ではちりとりを担当し,スーパーにも一緒に行く. 読売新聞7月26日

相模原殺傷事件3年 共生への取り組み(2) 神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件から3年.園では今,入所者123人を対象とした「意思決定支援」が進む.重度障害がある入所者たちの意向をくみ取りながら,今後の住まいの選…

相模原殺傷事件3年 共生への取り組み(1) 事件後,「地域社会から隔離されがちになる旧来型の大規模施設」との批判の声が上がり,県は,やまゆり園を小規模化した2施設に分散させる計画を決めた.入所者を決めるプロセスは,従来とは異なる.住宅街の中で少人数が共同生活を送るグループホーム(GH)なども選択肢としたうえで,本人の意思を尊重しながらの作業.事件で重傷を負った尾野一矢さん.両親は,一矢さんが訪問介護サービスを活用し,アパートで一人暮らしをする日を夢見ている.読売新聞 7月26日 金曜日

相模原殺傷事件3年 共生への取り組み(1) 読売新聞 7月26日 金曜日 朝刊 神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件から3年.園では今,入所者123人を対象とした「意思決定支援」が進む.重度障害がある入所者たちの意向をく…

相模原殺傷事件3年  ▽被害者家族 風化を懸念:「忘れられると,再び同じような事件が起きてしまうのではないか」 ▽笑顔の娘 誇りだった 母「心の傷」癒えず:心の傷は今も癒えず,事件のことを周囲に話そうとすると激しい動悸が襲う.それでも,心境を明かす決意をしたのは,娘のことを忘れないでほしいと願うから.▽植松被告「死にたくない」:差別的な主張を続ける一方,最近は「死にたくない」とも語り,裁判を気にするそぶりも見せている.読売新聞 7月26日 金曜日

被害者家族 風化を懸念 相模原殺傷事件3年 読売新聞 7月26日 金曜日 朝刊 神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で入所者らが殺傷された相模原殺傷事件から,26日で3年となる. 障害者への差別や偏見を社会に問いかけた事件だが,読…

老後は年金プラス二千万円が必要という報告書.問題は老後の生活資金について,国が国民に指示を出すこと自体にある.しかも投資をせよというのだ.投資をするかどうかは,国が指示することではない.高齢になってからの生きる世界は,何十年間かによってつくりあげられた,かけがいのないものだ.そういうものに対する,最近の流行語で言えばリスペクトがない.この報告書の不快なもうひとつの理由は,人間をお金のために働き,お金を貯める動物として扱っていることだ.「老後不安で投資をあおる不快さ」内山 節 東京新聞

時代を読む 老後不安で投資をあおる不快さ 内山 節 東京新聞 2019年(令和元年) 6月30日 政治の世界から流れてきた,老後は年金プラス二千万円が必要という報告書は,多くの人たちに不快感を与えたことだろう.本当に二千万円必要かどうかが問題なのではな…

 NHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』はすごかった.何よりも怖ろしかったのは「合法的殺人現場の,人工的明るさと穏やかさ」だ. 1973年のアメリカ映画の中で想像された『未来の安楽死施設』も,現在の安楽死施設も刑場も,『合法的に人を殺す装置を真面目に,人道的に考えると,こういうふうになってしまう』のだ. その形がたまらなく気持ちが悪い.やっぱり不自然なのだ.子供の頃見たSF映画の「公営施設」.現実はもうそこまで来ていた 青木るえか   連載テレビ健康診断 週刊文春2019年6月27日

子供の頃見たSF映画の「公営施設」.現実はもうそこまで来ていた 青木るえか 『NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ』 連載テレビ健康診断 週刊文春 2019年6月27日 https://www.amazon.co.jp/ NHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』はすごかった. 全身マ…