新聞・雑誌・本

パンドーラ1 ギリシャ神話では,男の誕生については諸説あるようですが.初めて創られた女性はパンドーラ.「火の代償として」「人間どもに 禍い(わざわい)」として創られました.旧約聖書でも人間は神によって創られますが,古事記では人間はいつの間にか存在していた?ただし,三浦 佑之氏による,興味深い指摘があります.

女の誕生 すぐさま 彼(ゼウス)は 火の代償として 人間どもに 禍い(わざわい)を創られたのだ すなわち その名も高き両脚曲りの神(ヘパイストス)が 土から 花恥ずかしい乙女の姿を創られた クロノスの御子(ゼウス)の意を畏んで(かしこんで). 輝く眼…

わが家の前の道路では,電柱は,歩行者にとって心強い味方.歩行者を忘れたとしか思えない「無電柱化」の動きには,憤りすら感じます.歩行中に車にはねられて死亡した高齢者の割合が突出している日本.過去の日本人が想定していなかったような車社会の中で,「歩行者優先の生活道路」をどのように整備すべきかをまず考えるべきではないでしょうか?

わが家の前の道路. 子供の頃は道で遊ぶこともでき,散歩もゆっくりできる生活道路でした, 今や,時間によっては渡ることに危険も感じる道に.子どもの飛び出しは怖いし,高齢者の場合,歩行自体にも不安を感じます.車が多くなりました. 道幅はといえば,…

ペルセポネー3 ハーデースによるペルセポネーを略奪から始まる「ペルセポネーの略奪」 主役は農業と大地の女神デーメーテール.地中に埋められた穀物の種子(ペルセポネー)を日の光に連れ戻すという寓話となっています(トマス・ブルフィンチ ギリシア・ローマ神話)

「ペルセポネーの略奪」としてよく知られているギリシャ神話. The Rape of Persephone, Greek fresco from Macedonian tomb C4th B.C., Museum of the Royal Tombs of Aigai(RAPE OF PERSEPHONE - Greek Mythology) 多くの古代ギリシャ/ローマの著作に記…

ペルセポネー2 「ペルセポネーの略奪」の物語は,いくつものヴァージョンがあります.“エロースの矢がハーデースを射たこと”から始まるヴァージョンに対し,“ゼウスが初めから了承した略奪劇だった”とする話.キーとなる果物「ザクロ」の位置づけも,微妙に異なります.ギリシャ語で書かれた「ホメーロス風讃歌」, ラテン語で書かれた「変身物語」のどちらかから採られた話かによる?

春の野で花を摘んでいたペルセポネー(農耕と大地の女神デーメーテールの娘)が,ハーデース(プルートーン 冥界の王)によって冥界に連れ去られる「ペルセポネーの略奪」. 関連した話題を 昨日http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2018/04/08/005…

「蘇生処置を希望しない患者の救急搬送時の対応」を毎日新聞が取りあげていました.しかし,その前に,「ぴんぴんころり」がもてはやされ,「役に立ってこそ男」という効率原理(上野千鶴子)が行き渡った社会において,簡単に「蘇生を望まない」と言ってはいけないのでは?と強く思います.

医療における延命措置をめぐる新聞・雑誌の記事が目を引くようになってきています. 多様なケースそれぞれについての法制化の動き,例えば尊厳死法など,もあります. そんな中,「蘇生処置を希望しない患者の救急搬送時の対応」を毎日新聞が取りあげていま…

愛の神エロース /キューピット4 大地の女神ガイア 冥界の王ハーデース 光明神アポローン 美と愛の女神アフロディーテー.そして,神々の王ゼウスもエロースの矢で射られればじっとしてはいられません. 自身で傷つけてしまった事に始まる「クピド(エロース)とプシュケの物語」は広く愛され,メルヘンの一原型であり,愛の寓話,愛を通した成長を象徴する物語.

エロースの力が愛を導いた多くの神々. ガイアを除いては矢で射貫かれて,または傷つけられて. ・大地の女神ガイア ・冥界の王ハーデース ・光明神アポローン ・美と愛の女神アフロディーテー yachikusakusaki.hatenablog.com yachikusakusaki.hatenablog.c…

愛の神エロース /キューピット3 「ガイアは,愛の神エロースのはたらきで,やがて,自分が生んだ天の神ウーラノスと結婚することになり,ウーラノスが,神々の王になった」 ガイア(地)が,息子のウーラノス(天)と結ばれる時にもエロースの力が働いた!

エロース(キューピット)の矢は,ギリシャ神話のラブストーリーには必ずと言っていいほど登場します. 光明神/芸術の神アポローンや冥界の王ハーデースは射られた矢で, また,母親アプローディテーまで息子の矢で誤って傷ついて,恋に陥ります. 愛の神エ…

愛の神エロース /キューピット2 多くの愛の物語を生み出すきっかけを,その弓矢でつくった神. ギリシャ神話のラブストーリーにはいつもエロースの矢が登場すると思ってほぼ間違いがない?▽アポローンとダプネー ▽ハーデースとペルセポネー ▽ アプロディーテーとアドーニス

エロース(Eros) 性と愛をつかさどる神.エロース - Wikipedia 原初神 (神々の系譜の中で最も古い位置にいる神)としては, 初めの四人に含まれているとされたり---. なんと,ニュクス(夜)が置いた卵から生まれた優美な神にして,「エロースが世界の要…

愛の神エロース /キューピット1 原初神 (神々の系譜の中で最も古い位置にいる神)としては,初めの四人に含まれているとされたり---.なんと,ニュクス(夜)が置いた卵から生まれた優美な神にして,「エロースが世界の要素をまとめてはじめて,他の神々が存在するようになった!」と位置づける話も.

エロース(Eros) 性と愛をつかさどる神.エロース - Wikipedia 同じ意味ですが,様々な言い方があります. 「God of Love」=「愛の神」 「God of sexual desire and attraction」=「性的な欲求 / 性的な牽引力をつかさどる神」.Eros - Wikipedia ローマ…

相模原のような悲劇 繰り返さぬために--- 義姉「優生思想 考えるきっかけに」 / 旧優生保護法で初弁論、仙台地裁 東京新聞(夕刊)2018年(平成30年)3月28日.  妹が手術された年齢に驚いた.当時の法律でも結婚ができない15歳だった.「ひどい……」.言葉が続かないほど怒りに震えた.厚労省に実態調査を求めた.しかし,応対した担当者は「当手術は適法に行われた」と繰り返すばかりだった.そのかたくなな態度は,現在に続く障害者差別の「元凶」のように思えた.「もう,提訴しかない」/ 強制不妊手術

不妊手術、国は争う姿勢 旧優生保護法で初弁論、仙台地裁 www.tokyo-np.co.jp http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018032801001033.html 東京新聞(夕刊)2018年(平成30年)3月28日(水曜日) 仙台地裁 全国初訴訟弁論 不妊強制「救済怠った」 旧優生保…

「旧優生保護法」下の強制不妊手術に関わる報道が続いています. ▽「男性に興味」医師の判断で不妊.旧優生保護法下,資料に明記.▽強制不妊 法務当局も容認.厚生省に「身体拘束,麻酔も」.▽強制不妊手術.書面審査だけ決定12件確認.審査会省略.▽強制不妊手術.拒否した親に「無知と盲愛」 侮蔑の言葉.

旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らへの強制的な不妊手術が行われていた問題 1月30日,知的障害を理由に不妊手術を強制された宮城県の60代女性が「重大な人権侵害なのに,立法による救済措置を怠った.旧法は憲法違反だ」として,国に1100万円の…

ディオニューソス(バッコス) ゼウスの息子ですが,生まれる時からヘーラーの怒りの対象. 成人後は,ブドウ酒/ブドウの収穫,儀式での狂気/宗教的なエクスタシー,劇場/演劇の神.魅力的な神で,多くの文学や絵画/彫刻,そしてゲームのキャラクターとしても取りあげられています. アリアドネーの物語は,この神が持つ慈悲深い側面が,十分に表されている挿話ですね.

ディオニューソス(ディオニュソス、デオニュソス). 別名バッコスの方がよく知られているかもしれません.とても有名な神ですが,ギリシャ神話の中では新しい神とのこと.山室静 ギリシャ神話 また,オリュンポス十二神には入れないのが一般的ですが,数え…

袴姿の小学生 感動的な卒業式/式の進め方は,以前とはずいぶん異なったものでしたが,概ね私の想定内.驚いたのは袴姿が多いこと.東京新聞の見出しに「小学生も袴っ子」 「ハイカラ卒業式 増えてます」 「母も一緒に選ぶ楽しみ」3月20日朝刊

小学校の卒業式に行ってきました. 何年ぶりでしょうか---. 冬の寒さが戻ってきた体育館の中,震えながらも,卒業生/在校生による,見事な歌のパフォーマンスにややうるうる. もっとも涙にまみれていたのは,送り出す側の担任の先生でしたが---- 式の進め…

1.東日本大震災から7年.今,被災地では想像を超えた事態が起きている(めざした"復興"はいま・・・ ~震災7年 被災地からの問いかけ~ NHK) 2.2万2081人 関連死含めた東日本大震災の死者・行方不明者(NHKニュース) 3. 東日本大震災7年 なお7万3000人避難(毎日新聞)  4. 東日本大震災7年・福島/帰還進まず膨らむ危機感(河北新報)

3月11日,東日本大震災から7年目の夜. 震災関連の番組・新聞記事を,少しだけですが,集めてみました. 1.NHKスペシャル,シリーズ東日本大震災 めざした“復興”はいま・・・ ~震災7年 被災地からの問いかけ~ この番組は,今,見終わったところです. …

アルテミスとギリシャ神話の神々の系図 オリュンポス十二神くらいは知っておいて良いですね. 折に触れ整理!善は急げ.

一昨日「よもぎ餅」のことを書き始め http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2018/02/26/005922 昨日は,ヨモギ属(アルテミシア属)植物が古くからハーブ・生薬として使われてきており,最近ではノーベル賞にもつながったマラリアの特効薬も見つけら…

「旧優生保護法は子供を産むかどうかの自己決定権や個人の尊厳を侵害しており,幸福追求権を保障する憲法に違反している」「障害者差別にあたるとして96年に母体保護法に改正された後も,被害者の救済制度を作らなかった国の不作為」"不妊手術強制、国を初提訴"

旧優生保護法(1948~96年)下で,知的障害を理由に不妊手術を強制された宮城県の60代女性が「重大な人権侵害なのに,立法による救済措置を怠った.旧法は憲法違反だ」として,国に1100万円の損害賠償を求める訴訟を1月30日,仙台地裁に起こしました. https…

オオイヌノフグリ / イヌノフグリ / イヌフグリと「天人唐草」.ベロニカ・オックスフォードブルーもオオイヌノフグリも,同じクワガタソウ属(Veronica ベロニカ属)の花(2) 

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢). どこにでも見られ,名前のインパクトからも広く知られていますね. 沢山の園芸品種があるクワガタソウ属(ベロニカ属)で,花の美しさは園芸種に負けない.ベロニカ・オックスフフォードブルーとは姿形がそっくり.昨日も…

震災23年目 教訓を疑え(全5回)【3】商業復興 再起に欠かせぬ柔軟発想(商業地としての戦略性と商店主のこだわりをいかに両立するか)  【4】震災障害者 実態把握,支援策に課題(支援からもれている被災者がいないか.阪神・淡路での苦い経験を糧に,不断の検証が求められている)

阪神・淡路大震災から去る1月17日で23年が経ちました. この間,この震災を丁寧に見つめ振り返り続けて来た神戸新聞の連載記事「教訓を疑え(全5回)」のうち【1】〜【4】を2回に分けて転載させていただきます. なお,記事の一部は割愛させていた…

震災23年目 教訓を疑え(全5回) 【1】住宅提供(「借り上げ住宅」/「みなし仮設(借り上げ型)」) 経験則超えた支援策を.【2】生活再建(自宅や店の再建など) 不備露呈,公的支援の限界 神戸新聞 連載・特集 阪神・淡路大震災「震災23年目」

阪神・淡路大震災から去る1月17日で23年が経ちました. この間,この震災を丁寧に見つめ振り返り続けて来た神戸新聞の連載記事「教訓を疑え(全5回)」のうち【1】〜【4】を2回に分けて転載させていただきます. (昨日は「全4回」と書きましたが…

 現在,相撲界は大変な騒ぎの中にある.この騒動には,モンゴル人力士に対するネガティブな姿勢が,多分に反映されている.本当の相撲人気が定着するかどうかは,大相撲協会の改革と共に,観衆の側が「日本人ファースト」という意識を乗り越えられるかに懸かっているだろう. 中島岳志 毎日新聞 今週の本棚

今週の本棚 中島岳志・評 『のこった もう,相撲ファンを引退しない』=星野智幸・著 (ころから・1728円) のこった |ころからの本|赤羽の小さな出版社 ころから 毎日新聞2017年12月3日 東京朝刊 https://mainichi.jp/articles/20171203/ddm/015/070/…

林明子原画展に行ってきました. 「はじめてのおつかい,原作筒井頼子,絵 林 明子(絵本歴代発行部数17位)」は,子育て中私も何回か読んだ絵本. もう40年前の作品になるんですね.とてもステキな空間で,穏やかな気持ちにさせてくれる一時を過ごすことが出来ました.足を伸ばした昆陽池公園.晩秋をゆったり満喫. 

1ヶ月に一回の兵庫行き. 今回は帰り道,絵本好きのステキな案内人を得て伊丹へ. 場所は伊丹市立美術館. Google マップ アクセス | 伊丹市立美術館 「みやのまえ文化の郷」の一角にあるこじんまりとした,でも他の美術館とはひと味違う美術館. 絵本の絵・…

有料老人ホームの入所者が施設職員によって殺害されました.容疑者が逮捕され,新聞各紙は当然のことながら,容疑者も被害者も実名報道しています.報道をまとめると,2017年福祉施設なた殺人や重大な障害事件は,事故の可能性が残るものを含め,実に5件.相模原障害者施設殺傷事件を含め,過去の事件それぞれのどこが同じで,何が異なるのかを,報道のあり方を含め吟味するだけでも,より良い方向を探る糸口になり,相模原の事件の特異性もより明らかになるのでは?

介護つき有料老人ホームの入所者が施設職員によって殺害され,容疑者が逮捕されました.(2017年11月14日朝日・読売・毎日・日経新聞等) 当然のことながら,各紙とも容疑者も被害者も実名報道しています. 施設の元職員の供述は,「何度も粗相されて立腹し…

かかし(2) かかしは,民俗学の重要な研究対象!かかしという言葉の由来である「かがし(嗅がし)」は,いまでも方言として残っている.そして,“ 始めて鳥獣の縅し(おどし)のこの人形を立てた人の心持は,これが自分達の姿のように見えて,相手を誤解させようというのではなかった. 形はどうあろうともこれが霊であって,むしろ人間以上の力で夜昼の守護をするものと信じられていた”(柳田国男)

次の事項や著書について、各100字程度で説明しなさい。(各10点) (1)鏡餅 (2)『先祖の話』 (3)案山子(かかし) (4)陰膳(かげぜん) これは平成22年学芸員資格認定試験「民俗学」の問題です.学芸員の資格認定について:文部科学省 かか…

「ふだんは外気にさらされぬ臓器の感覚が急に空気にさらされたやうな感じにされ」た(三島由紀夫).障がい者殺りくと「臓器の感覚」は,なぜかぴたりとかさなる. 「棄老」の習俗を背景とする短編小説と障がい者殺傷事件は,でんたつの困難な新旧の怪しい影がかさなり,交差する,まるで影絵のような世界ではある.辺見 庸 相模原事件1年後の視座(2)

だれもが内心うろたえていた.どうじに,狼狽(ろうばい)をとりつくろおうとしていた. 事件の血しぶきにかすむ深奥の風景を,ほんとうのところは,だれしも見たがってはいないように思われた. あのできごとでみながあわてたのは,流された血の多さからだ…

だれもが内心うろたえていた.どうじに,狼狽(ろうばい)をとりつくろおうとしていた. 事件の血しぶきにかすむ深奥の風景を,ほんとうのところは,だれしも見たがってはいないように思われた. あのできごとでみながあわてたのは,流された血の多さからだけではない. いわば,「われわれが『人間性』と呼んでゐるところの一種の合意と約束を踏みにじられ」たからなのである. 辺見 庸 相模原事件1年後の視座(1)

相模原事件1年後の視座(1) 作家 辺見 庸 2017年8月5日〜 京都新聞 「人間性」反故にしたのは 中国新聞 「人間性」誰が反故にした 山梨日日新聞 共同体の見えない“異界” #辺見庸 hashtag on Twitter http://yo-hemmi.net/ yo-hemmi.net #辺見庸 hashtag o…

知的障害者であっても自分の子どもはかわいいんですが,それをわかちあえない.だから仕方なく隠す人がいるんです./ 僕が名前と顔を出して息子のことを語るのも,黙ってしまうと植松に負けたことになるんじゃないかと思うからです./ 立て替え問題にしても,匿名の問題にしても,知的障害者を含めた障害者と言われる方々が差別されているという現実が,まず問題だと思っています. 尾野剛志 津久井やまゆり園家族会前会長「黙ってしまうと植松に負けたことになる」3

犠牲者が全て匿名になった背景 ---- この事件で「障害者だから匿名を認める」となると,犠牲になった方は名前が出ないわけですよ.---- 19人の中には津久井やまゆり園で何十年も暮らしていた人もいたのに,そこにいたことにならなくなってしまう.---- 彼と…

名前を出したくないという家族の方々が,被害を受けた当人でなくて,家族が差別されるから名前を出したくない./ 自分の子が障害者とわかったら,親戚,近所みんなから言われて恥ずかしい思いをする.だから,それまで知らせてなかったようなんです. そういう差別が続いてきたことが,今回の事件で犠牲者が匿名になった理由です. 尾野剛志 津久井やまゆり園家族会前会長「黙ってしまうと植松に負けたことになる」2

犠牲者が全て匿名になった背景 ---- この事件で「障害者だから匿名を認める」となると,犠牲になった方は名前が出ないわけですよ. 19人の中には津久井やまゆり園で何十年も暮らしていた人もいたのに,そこにいたことにならなくなってしまう. 彼とか彼女の…

事件からもう1年ですが,考えてみればあっという間でした.多くのマスコミの方から取材していただいて,1日1日,事件について聞かれるのが辛かったです./ 一矢は結局、23日間入院しました.入院した時,4日めに行った時,急に「お父さん」という言葉を出してくれて,僕も感動しました./この事件で「障害者だから匿名を認める」となると,犠牲になった方は名前が出ないわけですよ.植松にも殺されて家族にもまた殺されてしまったという気がするんです.尾野剛志 津久井やまゆり園家族会前会長「黙ってしまうと植松に負けたことになる」1

黙ってしまうと植松に負けたことになる 1 尾野剛志 津久井やまゆり園家族会前会長 (創 2017年 9月号 相模原障害者殺傷事件1年) 月刊「創」のご案内 事件の朝 体育館には4枚の紙があった 事件からもう1年ですが,考えてみればあっという間でした.1日1…

 私たちは,事件(津久井やまゆり園障害者殺傷事件)後も考えを変えていない植松被告を前に,何を語るべきなのか.どのような思いをぶつけるべきなのか./ 私たちは,もっと怒らなければならない.植松被告が障害者に向けた「憎悪」に対して,共生のための「怒り」を示さなければならない.(「『憎悪』は相手を拒絶する感情だが,『怒り』は相手の存在を認め,つながることを意図している」荒井裕樹) 中島岳志 東京新聞

相模原事件 尊厳砕く思想への怒り 中島岳志 【論壇時評】 東京新聞2017年(平成28年)8月29日(火曜日)夕刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/rondan/CK2017082902000273.html 相模原市の津久井やまゆり園で起きた障害者殺傷事件から一年あまりが…

「重い障害でも生きる価値はある」と証明しようとすればするほど,能力で人命を値踏みする被告や同調者の論調に私たちも引きずり込まれそうで不安になる. 価値とは字の通り,計ったり比べたりできるものだ. その人だけのものである命=魂はいくらお金を積んでも複製できない.あらゆる価値を超えて不可侵なはずだ. 師岡カリーマ 本音のコラム 東京新聞 

生きる権利 師岡カリーマ 本音のコラム 東京新聞 2017年(平成29年)7月29日(土曜日) 私が育ったエジプトでは,全国民がイスラム教徒かキリスト教徒だという前提で全てが営まれ,学校でも宗教の授業がある. 一神教を絶対的真理とする教育は,ひとつ間違…