2020-08-14から1日間の記事一覧

ワレモコウ 心地よい響きの名前ですね.平安時代には,もうこの名前で呼ばれていたそうで,初出は源氏物語「老いを忘るる菊に,おとろへゆく藤袴,ものげなきわれもかうなど」. ただし,現在の漢字表記「吾木香」「吾亦紅」の語源ははっきりしないとのこと.吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ 若山牧水

昨日訪れた鎌倉のおんめさま(大巧寺 だいぎょうじ). オミナエシとワレモコウが,絶妙のバランスで書院の横に. オミナエシは毎年我が家でも楽しんできましたが,ワレモコウに出会ったのは数えるほどしかありません. 近くで花を眺めると,小さな花の集ま…